こんばんは。夏風邪をひいてしまって、横浜まで観戦出来なかったねぴです。今日のうちに書きたかったので、寝る前にBlogにエントリしています。
今日のベイスターズ対ドラゴンズ。体調が良かったら横浜まで駆けつけたかった。長い試合になったけど、ドキドキと歓喜をTV(J-Sports)の前で楽しみました。応援仲間たちがレフトスタンドに集まって声援を送っている間、私も気持ちだけは横浜スタジアムに向けていました。
ドラゴンズのマスコット(ドアラ、シャオロン、パオロン)も横浜お披露目で、楽しそうでした。
試合はシーソーゲームの展開。両チームとも出し切る力を出し切っていたと思います。とはいえ、9回表にウッズが場外ホームランを打って6対3になった時は、岩瀬が出て楽勝というシナリオを誰もが思い浮かべていたはず。
しかし、野球は分からない。連投で疲れが溜まっていたのか、ヒットが続きノーアウトで1,2塁とランナーを貯めてしまいました。2アウトまでこぎつけたのですが、石井四球で満塁。小池2点タイムリーで1点差になった時は、あと1つアウトを取れば勝てるんだからと思っていました。そうしたら、金城が同点タイムリーを打ってしまったのです。あぁ…。それでも、次の佐伯の時に、守備固めで入っていた英智がフェンスギリギリに落ちてきたファールボールをジャンプしてキャッチし、サヨナラを阻止しました。この守りが後になって大きい意味を持つことになったかも知れません。
延長11回表。先頭打者井端がヒットで出塁。次は…川相!
立浪、ウッズに代わり、守備固めのメンバーが打席に入ることになります。普通なら打線の方は…と考えがちなのですが、ドラゴンズは違いました。
川相はバントを見せかけてバスターエンドラン。川相はアウトだが、井端は2塁に進塁。
そして、打席にはウッズの守備固めを務める渡邉博幸。
全員で勝利をもぎ取るんだ!という勢いは、センター前ヒットという形になって帰ってきました。
井端も必死にホームを目指し、相川と激突しながらもベースをしっかりと踏んで1点をもぎとりました。
ピッチャーをほぼ使い果たしたドラゴンズ。11回裏は若手のチェンが登板。さすがに緊張したのかヒットや暴投もあったのですが、きっちりと抑えてくれて初セーブをゲットしました。おめでとう!
ヒーローインタビューは、前述の渡邉でした。
後ろにドアラ、シャオロン、パオロンが見守る中で行われたインタビューでは、「岩瀬が打たれて、控えの選手が仕事しなければいけない」と話した渡邉。打席に立てば誰もがヒーローになれるチャンスがある。そのチャンスをのがさなかった渡邉の執念。これはドラゴンズナインの執念でもあるでしょう。
この勝利はある意味大きな勝利になりそうです。岩瀬が打たれたけど負けない。(金曜日には、憲伸が打たれたけど負けないというのもありました)。控えの選手もきっちりと仕事をしてくれ、ここぞという場面ではしっかり打ってくれる。そして何より勢いがある。
この勢いをそのまま、火曜日からのタイガースとの直接対決に当てた時、どんなドラマが待っているのでしょう。
ついに1.5ゲーム差まで詰めてきたドラゴンズ。ワクワクしながら野球を楽しみたいですね。
ドラゴンズが再び奪首してくれることを願って…。
中日4連勝、虎に1・5差だ
中日は延長11回、4時間35分の熱戦を制して4連勝、首位阪神に1・5ゲーム差と肉薄した。苦しい勝利だった。3点リードの9回。マウンドにストッパーの岩瀬を送り込み、試合を終わらせるはずだった。しかし4安打に四球も絡んでまさかの3失点。7回に3点を奪って試合をひっくり返しながら、勝利目前で追いつかれてしまった。
それでも再び勝ち越すところが今の中日の強さ。延長11回1死二塁で途中出場の渡辺が中前に決勝適時打。井端が本塁に間一髪で生還した。最後は8番手のチェンが締めて総力戦をものにした。
落合監督は「投手を含めて何も心配することはない」と波に乗るチームを分析する。
これで球宴後の11試合で8勝(2敗)1分け。ヒーローの渡辺は「早く首位に立って阪神の前を走っていきたい」と言う。勢いを増す昨年のリーグ覇者が、9日からの阪神3連戦で首位奪回を狙う。