3月11日。東日本大震災から6年が経ちました。
日常に埋もれがちな毎日だけど、あの日起こったことは決して忘れてはいけない。
自分自身にも言い聞かせるために、書いておきたいと思います。
2011年3月11日
from NEPPIE’s Instagram
Posted by Intagrate Lite
6年前は派遣で中野にある勤務地で仕事してましたが、この日は有休を取ってのんびり過ごしてました。
午前中は実家でまったりと過ごしてました。出かける前に庭に咲いている梅の花が綺麗で写真に撮ったりしてました。
午後、移動して秋津にあるアパートに戻る途中、武蔵野線の車内で突然の揺れました。
1時間半以上、車内にいました。平日昼間なので人は少なめでしたが、高校生のグループがいて、ワンセグで様子を見ていたりしてました。
携帯で連絡が取れないまま不安でしたが、車掌さんの誘導で一番近い駅まで線路を歩いて移動。
たまたま最寄り駅が近かったのが救い。
かなり時間がかかりましたが、アパートに帰宅。
TVを見て映る映像に呆然してました…。
翌日、ブログに無事の報告とこの時点で分かってる情報を書いてアップしました。
この日の昼間はまだ電車が走っていたので、隣駅の所沢で彼と一緒に献血を受けてきました。
怪我をした人たちの助けに少しでもなれることを願いつつ…。
献血を受けている間に見た映像に呆然。
それは、福島原発が爆発している瞬間の映像でした…。
数日後、ブログ更新。
予定では3月12日、13日と開催される予定だった佐野元春さんのライブ。
震災の影響で中止(その後6月に延期されて開催)した元春からのメッセージがアップされていたので、
思いを書きました。
震災から2ヶ月後に書いたブログです。
2012年〜2016年、節目節目に書いた記事
毎年この日、Facebookに投稿してきました。
「過去のこの日」で見られるようになったので、まとめてみます。
2012年
2013年
2014年
2016年
過去のブログをリンクしつつ、自分が何度か足を運んだ東北への思いを書きました。
そして、2017年
Yahoo!は今年は銀座にあるソニービルに看板を掲げました。
もし銀座に津波がきたら、どのくらいの高さになるか。
写真見て考えされられました。
そして、今年も検索が応援になります。
教会で行われる祈り会に行ってきました。
14時46分には教会の鐘が鳴り、思いを胸に祈りました。
教会では、2月末の礼拝で岩手にある新生釜石教会の柳谷雄介牧師を迎え、礼拝を行いました。
新生釜石教会は震災で礼拝堂が全壊したのですが、礼拝堂にあるグランドピアノが見つかって、修復して蘇ったという事がTVでも取り上げられたので知ってる方もいると思います。
説教でもグランドピアノの事をお話してましたが、それ以上にズキンときたのは、柳谷先生が週報のメッセージで書かれていた以下のメッセージです。長文ですが引用させていただきます。
震災以降、「復興は進んでますか?」「教会が元通りになってよかったですね。」といった言葉をかけられてきました。それを聞く度、津波被害の当初から、「元通りってどういうこと?」「『復』って言うけどどこに戻るの?」と疑問に思いました。神は私たちに何を願っているのでしょうか?あれだけの悲しみ、あれほどの悲惨を見せつけて、それに負けず私たちが震災前の世界に戻ることを願っているのでしょうか?もしそうだとしたら、神は私にとって意地悪をして私たちを試すものになってしまいます。そして、よくできたら褒めて、よくできなかったらまた懲らしめる。そんな「神様」なら私は信じることはできません。
しっくり来るのは次の預言です。「わたしは、あなたたちのために立てた計画をよく心に留めている。それは平和の計画であって、災いの計画ではない。未来と希望を与えるものである(エレミヤ29:11)。」あのような大きな出来事を通して、神は平和の計画を実現しようとしています。私たちに未来と希望を与える計画は、私たちの弱さ、醜さに関わらず、着々と進んでいるのです。神が「元通り」を願っているとは私には思えません。逆の「あれがあったおかげで、今がある」と思えるように成長することに着地点があるように感じます。
この日は礼拝奏楽でピアノ伴奏をやっていたのですが、柳谷先生ということで緊張したのを覚えてます。
礼拝後お話させていただき、暖かい人柄で素敵でした。
記念写真にも快く受けていただきました。ありがとうございました。
あの日の出来事からまだ6年。
柳谷先生が話していたように、元に戻るのではなく、生まれ変わり、成長する事が復興ということを改めて感じます。
東京に住んでいる私も、あの日の事を忘れないように。
この日だけを覚えて祈るのではなく、常に心の中に祈り続けていきたいと思います。
柳谷先生が週報に書いていた聖句を最後に引用させていただきます。
「わたしは、あなたたちのために立てた計画をよく心に留めている。それは平和の計画であって、災いの計画ではない。未来と希望を与えるものである(エレミヤ29:11)。」