こんにちは。ねぴです。
ついにパ・リーグ頂上決戦が始まりました。福岡ソフトバンクホークス対千葉ロッテマリーンズ。
舞台をホークスの本拠地である福岡・Yahoo!ドームで5試合行われます。レギュラーシーズンでは10勝10敗としのぎを削った両チーム。ホークスは2年ぶり、マリーンズは31年ぶりのリーグ優勝を目指すのだから、観る方も気合いが入ります。
大事な初戦を勝ち取ったのはどちらのチームだったのでしょうか。
Special thanks to Sho’s voice (banner)
yomikaki@読書発電所さん経由で見つけました。感謝。
さて、私はというと仕事が終わらないので、自宅でスポーツアイESPNを観ることは出来ませんでした。はじめは日刊スポーツの速報ページで途中までチェックしていたのですが、Yahooのホームページの一球速報を観ていたら、映像を配信しているという事を知りました。Macを使っているので、小さいサイズのメディアプレーヤーならOK。PCにステレオイヤホンを差し込んで、音だけでもチェックしたのでした(汗。後ろに間仕切りがあるのをいいことに、時々は映像も見ていたり(汗。Yahoo!さんに感謝です。おかげで野球がチェック出来ないというストレスに遭う事なく、仕事がはかどりました(笑。
先発はホークスは杉内、マリーンズはセラフィニ。投手戦になるかなぁと思っていたら、2回裏、カブレラのソロホームランでホークス1点先制。しかしマリーンズは1番に抜擢された大塚のヒットでランナーが出ると、4番サブローが同点2塁打を放ちました。5回、6回は両チームとも点が入らずこう着状態が続いていたのですが…。
この頃にメディアプレーヤーを立ち上げてイヤホンで実況を聴いていたのですが、ほとんどホークスファンの黄色で埋められている中で、わずか数百人のマリーンズファンの歓声が大きく聞こえてました。ファンも一緒に追い求めていた優勝への思い。さらにはマリンスタジアムにはパブリックビューを通して声援を送るファンが集まり、これは何かがおこりそうな気がしたのでした。
7回表。里崎がソロホームランで勝ち越し。第1ステージでは先発出場してなかったのでどうしたのかなぁと思っていたら、風邪をひいてしまっていたそうで、この日に合わせて調整をしていたとのこと。里崎といえば、交流戦でのお立ち台で「ライブやります!」と宣言し、試合後にノリノリで歌ったのをニュースで見て以来、一気に私の中で注目度が上がった選手なので、活躍してくれて嬉しかったです。
しかし、ホークスも粘ります。7回裏、ランナーを置いてケガでプレーオフを欠場した城島に変わってマスクを被った的場がタイムリーを打って再び同点に。ただ、この後的場は牽制球でアウトになってしまい、流れをホークスに引き寄せる事は出来ませんでした。
流れが止まったことで、再びマリーンズの攻撃。ここで一気に“ボビーマジック”といういえる勢いが飛び出してきました。堀がヒットで出塁すると、福浦はバントと見せかけてバスター。これが右中間を越える二塁打になりました。これで先発杉内をマウンドから降りることに。変わった吉武は続くサブローをファールフライに抑えるも、続くベニーが左翼フェンス直撃の2点タイムリーをうち、ついに勝ち越したのでした。
ロッテ・ベニーV打!/プレーオフ
<プレーオフ第2S:ロッテ4?2ソフトバンク>◇第1戦◇12日◇福岡ドーム
遠くに飛ばせば良かった。同点の8回表1死二、三塁。ロッテ・ベニーは全身の力をバットに託し、ボールにぶつけた。打球は左翼フェンス直撃の2点適時打。「ミスター短期決戦」が白星を引き寄せてみせた。
ベニーはバレンタイン監督がメッツ監督時代にも選手として活躍しており、師弟関係といえる仲ともいえる間柄。メッツ時代に味わった優勝をマリーンズの選手たちにも味わってほしい。その思いがチームでの活躍になっているのだと思います。
ホークスもヒットは打つものの、適材適所な継投策に抑えられ、最後は小林雅の見事なリリーフでなすすべもなしでゲームセット。
マリーンズが第2ステージの大事な初戦を勝ち取りました!
初1番大塚!ボビー采配的中/プレーオフ
<プレーオフ第2S:ロッテ4?2ソフトバンク>◇第1戦◇12日◇福岡ドーム
さあ31年ぶりのリーグ優勝へ、ロッテが最高の白星スタートを切った。ボビー・バレンタイン監督(55)率いるロッテはパ・リーグ覇者を決めるプレーオフ第2ステージ初戦を4?2で制した。2?2の同点で迎えた8回、1死二、三塁からベニーの2点適時打で勝ち越した。今季初の1番大塚起用など、同監督の大胆采配が大事な初戦で的中。苦手杉内を攻略し、王ソフトバンクに競り勝った。第2戦も13日、福岡ドームで行われ、勝てば一気に王手をかける。
スコアからみると、杉内が4失点なものの点差は2点だし、全体的に見ると結構締まった試合のように見えますが、この結果はマリーンズにとっては大きな1勝であり、ホークスにとっては痛い1敗のように思えます。
マリーンズは、第1ステージをものにした勢いをそのまま福岡に持っていったように思えます。先制されても、同点に追いつかれても、自分たちの野球をきちんとしている。
一方ホークスは、実戦から2週間離れているからなのか、普段の野球が出来てないところがあるのではというところが随所感じさせられました。その中で、松中がノーヒットで攻撃のブレーキになっているのが大きいと思います。思えば昨年のプレーオフでも、三冠王を獲得した松中がプレーオフでは不調になってしまったのが、ライオンズのリーグ優勝の要因の一つになりました。あれから1年たち、今年は普段の野球が出来るだろうと思っていたのですが、昨年の「トラウマ」がよみがえったのでしょうか…。
今日の第2戦、マリーンズとしては一気に王手に持っていきたいところ。一方のホークスは着実に勝って流れをもって行かせたいところでしょう。先発はホークスが斉藤、マリーンズは清水と発表されています。果たしてどんな試合になるか、楽しみにしていきたいです。
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