東京中がすごかった…。
こんばんは。ねぴです。金曜夜から熱っぽい感じだったので、昨日病院に行ったら、インフルエンザにかかってしまいました。土曜日曜は家でおとなしくしています。病院から貰った特効薬タミフルや風邪薬を飲み、寝られる時間は寝ているし、食事も取れているので、だいぶ熱は下がったようです。でも、インフルエンザを他の人にうつしてはならないので、明日は休もうと思ってます(会社に電話入れなければ…)。
ということで、いつもなら日曜は教会に行ってる時間帯も家にいたので、東京での一大イベントをTVで見ることができました。
東京マラソン、ジェンガが優勝! 佐藤2位、油谷は棄権
フルマラソンと10キロの部を合わせて約3万人が参加した東京マラソンは18日、東京都庁前から東京ビッグサイトまでのコースで行われ、今夏の世界選手権(大阪)のマラソン代表選考会を兼ねた男子は佐藤智之(旭化成)が2時間11分22秒で日本人最高の2位となった。ケニア出身のダニエル・ジェンガ(ヤクルト)が2時間9分45秒で優勝した。
レースはジェンガが25キロすぎで抜け出し独走した。佐藤は代表に決まる2時間9分30秒は切れなかったが、36キロ付近の上りで3位の入船敏(カネボウ)を引き離してゴールし、代表入りに可能性を残した。アテネ五輪5位の油谷繁(中国電力)は32キロ付近で棄権した。
女子はマラソン初挑戦の18歳、新谷仁美(豊田自動織機)が2時間31分1秒で優勝し、引退レースだった40歳の有森裕子(リクルートAC)は2時間52分45秒で5位だった。
午前9時10分、東京都の石原慎太郎知事の号砲でスタートしたフルマラソンは皇居、東京タワー、銀座、浅草など都心の主要な観光名所を通過。完走の制限時間は7時間で、午後4時すぎまで都内各所で交通規制が敷かれ、銀座は目抜き通りが通行禁止、浅草の雷門前は折り返しコースに囲まれた地域が「陸の孤島」になった。
TVで見ていて、圧巻でしたね。東京で大規模な市民マラソンが行われるのを見て、すごいなぁと改めて感じました。元気だったら現場まで見てみたかったくらい。それにしても、交通規制はものすごかったみたいですね。銀座では歩行者の移動が地下道しか使えないということで、自転車を抱えながら移動する姿を見て大変そうだなぁと思ってしまいました。
レースの方は、勝ったのがケニア出身でありながら、高校時代から来日し、実業団チーム「ヤクルト」に所属しているジェンガ選手というのも興味もてました。海外招待選手の一人であるけど、日本で育っているジェンガにとっては、日本を知り尽くしているといっていいのかもしれません。インタビューでも流ちょうな日本語で話していました。
世界陸上に選ばれたら、かなりの本命になりそうですね。
2位の佐藤選手。2時間9分30秒未満で日本人1位という基準に届かなかったので、このレースで即世界陸上代表にはならなかったけど、実績が積み重なっている分、かなり代表候補として近づいたのではと思います。今後の動きが気になります。
嬉しかったのは徳本選手。法大時代には箱根駅伝でスペシャリストとして存在感を出していたのだけど、4年の時にエース区間2区を走ったものの足を痛めて途中棄権。卒業してからは日清食品に入り、トラックレースや駅伝で活躍していたのを見て、いつかマラソンにも挑戦してほしいなぁと秘かに思ってました。
今回初のフルマラソン。初挑戦でありながら5位という好成績で残したことで、翌年の北京五輪に向けて一つの自信ができたのではないでしょうか。今後の活躍がますます楽しみになってきました。
初マラソンの徳本は5位「楽しめた」 東京マラソン
東京マラソンは18日、西新宿の東京都庁前から臨海副都心の東京ビッグサイトまでの42・195キロで行われ、マラソンに初挑戦した27歳の徳本は、2時間15分55秒で5位。レース後は「きつかったけれど、楽しめた」と、疲労感を漂わせながらも満足そうな表情だった。
未知数な部分もあったが、懸命に走り抜いて手応えも感じたようだ。「課題はラスト5キロ。2時間9分台を目指して練習したい」と、今後への意欲を口にした。
五輪メダリスト、有森のラストランは5位 東京マラソン
東京マラソンは18日、西新宿の東京都庁前から臨海副都心の東京ビッグサイトまでの42・195キロのコースで行われ、女子は1992年バルセロナ、96年アトランタの両五輪メダリストの有森裕子(40)=リクルートAC=がマラソンの「ラストラン」として2時間52分45秒の5位で完走。「若者にも東京にとっても、素晴らしい大会になる期待を抱いた」と話した。
女子では有森裕子選手が5位に入賞し、ラストランを好成績で飾れました。TVでは時々有森選手の姿を映し出されていましたが、どの場面でも沿道の人たちに手を振りながら走り続けていたようでした。彼女といえば、アトランタ五輪で銅メダルを取った時に話した「自分で自分をほめてあげたい」がまず最初に思い浮かびます。今回の東京マラソンでの完走、そこで見せた表情を見ていると、五輪で見せた時の充実感と重なるところを感じ、すがすがしかったです。また、市橋有里選手もこの日がラストラン。マラソンランナーとして一つの区切りを飾れた両選手、本当にお疲れ様でした。
女子部門で優勝した18歳の新谷選手が、有森、高橋を育てた小出監督の愛弟子というのも不思議なつながりを感じます。有森選手が「後を頼んだよ」とバトンを受け継ぐかのように…。
東京マラソンが終わって収穫、課題がいろいろと浮き彫りになったと思いますが、ぜひ来年以降も続けて欲しいですね。選手も市民ランナーも、男子も女子も、健常者も車いすランナーも同じコースで走れる喜びというのは、すごいものだと思います。
今夏の世界陸上代表選考会を兼ねていて、レースとしても重要なものでありながら、大都市東京で走れる喜びを同時に味わえるのだから、ランナーにとっては醍醐味だったことでしょう。
参加した3万人もの皆様、本当にお疲れ様でした。