2017年8月6日、東京ドームで、一人の投手が偉業達成しました!
その人の名は…中日ドラゴンズ、岩瀬仁紀投手です。
歴史的瞬間を現地で目撃することが出来ました。今でもその時の事を思い出すとジーンときてしまいます…。
急遽参戦!
先週末から開催されたジャイアンツ対ドラゴンズ、東京ドームでの3連戦。
関東在住の私としては行きたかったのですが、今回、金曜から日曜まで所要が入ってしまい、観戦出来ないと諦めかけてました。
しかし日曜日、所要が終わった後、時間が空いたので途中経過をチェックしてみたら、4対4でドラゴンズが同点に追いついているのを見て、立見を買ってでも行きたくなってきたので、急遽東京ドームに駆けつけたのでした。
球場に到着。立ち見席を買って、22ゲートから入り、レフスタ後ろの立見エリアへ向かいました。
途中、内野立見にも寄ってみました。
ちなみに同点ホームランを打ったのが藤井淳志選手というのが渋い!見たかったー。
外野立見エリアに到着した時、試合は8回表に入った所でした。
ドラゴンズチャンス!
ルーキー京田のタイムリーでドラゴンズが勝ち越したのでした!
8回裏。谷元投手が登板。
レフトスタンドでは彼への暖かい声援が沢山飛び交い、ジーンときました。
9回裏、球場全体が歓声に包まれた
そして、9回裏。
レフスタだけでなく、球場全体で大歓声が聞こえてきました。
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Posted by Intagrate Lite
【Instagram】時間が空いたので急遽参戦。ドラゴンズ勝ち越して最終回はレジェンド岩瀬仁紀。歓声すごいっ!#ドラゴンズ #絶対勝つぞドラゴンズ
2017年8月6日 @ 17:25
岩瀬がマウンドに上がりました。
クローザーとして全盛期だった頃の岩瀬は、安心してみてられたのですが、体力の衰えが見えてきた数年前からはハラハラしながら見守る事が多かった。
しかしこの日の岩瀬は、力強い投球で見ていて嬉しい気持ちになってました。
それでも、ジャイアンツはワンアウト後、陽岱鋼が四球、マギーがヒットでランナー1、2塁となってしまいました。マギーの代走に重信が出てきた時はハラハラしてました。
打席には坂本勇人。同点、長打ならサヨナラとなってしまうピンチに、レフスタはものすごい岩瀬コールが!
結果、坂本のヒット性の打球を大島がナイスキャッチ!
重信が2塁を超えた後、戻ろうとした時に2塁ベースを踏み忘れてるのをショート京田が審判にアピールし、重信もアウトでダブルプレー、で試合終了。
何だか??な感じでしたが、ドラゴンズ勝利。
岩瀬仁紀投手は通算登板が950試合という、日本新記録を樹立したのでした!
勝利の瞬間、レフスタは岩瀬コールで大合唱。
オーロラビジョンには記念ボードを持ったドアラと共に、花束を持って祝福される岩瀬投手の姿が映し出されました。
もちろん、ヒーローインタビューは岩瀬投手。
ドラゴンズ公式での特集
岩瀬投手の軌跡が写真付きでまとめられてます。
ルーキーイヤーからセットアッパー、クローザーとして活躍を続けてきました。節目の記録を出し続けていた岩瀬でしたが、ここ数年はケガの影響もあって不調が続いてました。
2016年、久しぶりにハマスタで観戦した試合でも岩瀬が出てきましたが、ベイスターズ打線に打たれてしまいました。この試合、奇しくも900試合登板という記念の試合だったのですが、花束を受取ってマウンドから降りた時の表情は悔しさがにじみ出てました…。
あれから1年、この日の岩瀬は笑顔溢れてました。監督、選手たち、ファンから祝福されてのインタビュー、その後の記者会見での笑顔を見て嬉しい気持ちになりました。
スポーツニュース記事
翌日、スポーツニュースには岩瀬の事が多く取り上げられてました。
岩瀬が入団した時の監督だった星野仙一氏は、教え子の快挙を喜んでました。
「あいつがいなかったら、今の俺はいないというぐらいの存在の投手だ」
この記事を読んで知ったのですが、岩瀬を指名することについて周りは反対だったというのがビックリでした。
5回か6回でつかまってしまうからというのが理由らしいのですが、星野監督は反対を押し切りドラフト2位でドラゴンズに入団させました。
監督は救援投手としての資質を見抜いていたんですね。
「教え子が記録をつくるっていうのは指導者として本当にうれしい。野球人として尊敬するよ」
今年は荒木雅博選手の2000本安打達成、岩瀬投手950試合登板と教え子たちが快挙を続けて、万感の思いを感じているのではないでしょうか…。
サンスポでは試合が終わる直前のアピールプレイの写真ですね。
現地では何事?とよくわからなかったけど、改めて見るとなるほどと思いました。
米田哲也さんのお祝い手記。
米田投手は949試合登板しましたが、その記録を抜くということがすごいことだなぁと改めて感じます。
記念グッズゲット
試合が終わった後、ドラゴンズファン仲間たちと再会しました。
いつもの仲間たちだけでなく、数年ぶりにお会いする友人もいて、短い時間だけど交竜できました。
で、22ゲート前に行くと、人だかりが…。
見てみると、岩瀬投手の記念グッズが売られているとのこと。人が多くて買うのはキツイかなぁと思っていたのですが、記念日当日に買うことに意味があるからと買うようだったので、私も並んで買うことにしました。
フェイスタオル、Tシャツ、トートバッグと売られていましたが、タオル、Tシャツは売り切れ…。
トートバッグがまだ残っていたのでゲットしました。
今回Tシャツ買えなかったけど、記念日達成当日にグッズが買えたのは貴重で嬉しかったです。
岩瀬さん、まだまだやれる!
岩瀬投手は42歳。
全盛期の投球は出来ないかもしれないけど、年月を重ねた分だけ、機が熟した投球が出来る。
昨年、引退を考えていた岩瀬投手を引き止めて、現役続行になった時は心配でしたが、こうして快挙を自分の目で見ることが出来たのが嬉しかったです。
岩瀬投手は会見でこう言いました。
「これからも一つ一つ頑張っていきたいと思います」
これで終わり、ではなく、これからも続く。
このまま登板が続けば、来年には1000試合登板も夢ではない。
そう感じました。
現在5位と低迷しているドラゴンズですが、ジャイアンツとの3連戦は勝ち越しで締めくくれました。
CS進出は難しい位置かもしれないけど、まだまだ諦めない姿が見られたように思います。
岩瀬投手の950試合登板、荒木選手の2000本安打と、長年ドラゴンズ一筋で戦っている二人を見て、若いドラゴンズ選手たちは学ぶべき所が多いと思います。
二人の背中を見て、選手たちは何かを感じ、自分のモノとして試合に出していけば、チームが上昇する道となるはず。
まだまだ引退ではなく、これからも活躍する姿を見たいし、ドラゴンズが一つでも上に上がってくれることを願わずにはいられません。
これからも応援していきたいです。
岩瀬さんを支えてくれたものの一つは間違いなくこの場所。
トレーニング施設とトレーナーさんとの出会いがなければ、この年まで続けられてなかったかも…。
ドアラも頑張ったよー。ボード係お疲れ様。