連覇!サムライジャパン!ワールド・ベースボール・クラシック2009を振り返る【野球】

29人のメンバーと共に…

こんにちは、ねぴです。久しぶりのブログ更新になってしまいました。
3月も下旬になって、いよいよプロ野球も開幕が近くなってきた感じがします。
それにしてもサムライジャパン、スゴイ!
見事にワールド・ベースボール・クラシック(WBC)連覇を達成するとは…びっくりです。

WBC連覇の瞬間

イチロー、最後に歴史的V打!世界イチだ
 第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝(日本5対3韓国、23日=日本時間24日、米・ロサンゼルス、ドジャースタジアム)おめでとう。そして、ありがとう。サムライジャパンがWBC連覇を果たした。日本代表は5度目の対決となった北京五輪金メダルの韓国を5対3で撃破。不調だったイチロー外野手(35)がWBCでは自身初の1試合4安打。同点に追いつかれた直後の延長十回、中前へ決勝の2点適時打を放った。MVPは今大会3戦3勝の松坂大輔投手(28)が前回に続いて受賞した。

イチローが決めた「神が降りた」/WBC
 さすが日本が誇る世界一のバットマン! イチロー外野手(35=マリナーズ)が3対3で迎えた延長10回表2死二、三塁のチャンスで、中前へ勝ち越しの2点適時打を放った。粘る宿敵韓国を突き放し、4時間の死闘にケリをつけた。ここまで不調だったが、WBCタイ記録の1試合4安打をマーク。世界一連覇の立役者となったイチローは「僕は(強運を)持ってますね。神が降りてきました。イキそうになった」と興奮した。

今回のWBC、第1ラウンドからずっと不調だったイチロー。第2ラウンド後半から少しずつバットが振れてきてるものの、ここぞという時に打てなかったのが残念でした。
しかし、初の延長戦になった決勝戦で、イチローは魅せてくれました。

 「神が降りてきましたね、あの打席では。日本からの目が(期待で)ものすごいことになっているだろうと思って、自分の中で実況しながら打席に入っていました」

野球の神様はイチローを見捨ててませんでした。「孤高の存在」とされるイチロー。WBCメンバーになった時、イチローと他のチームメイトとの和がうまく行けるかという心配もあったかも知れません。ヒットして当たり前という風に見られる存在であるゆえに、打てなかった時期は悩みも多かったかも知れません。
それでもチームの為に多くの事を尽くし、メンバーを一つにまとめ上げてきたイチロー。試合前に円陣を組んだ時、イチローは「世界一をとるゾ!」と珍しくゲキを飛ばした事から、決勝戦の大きな意味を感じることが出来ました。
決勝戦は実家で仕事しながら、ワンセグで見てました。最近購入したWILLCOM D4を使って。本当はリビングの大画面テレビで見たかったけど…。
9回裏になって、日本優勝まであと1イニング、ダルビッシュが登板してきたので、仕事を一旦中断し、リビングに移動しました。ドキドキしながら見ていたのですが、ダルビッシュの調子が良くなくて、同点に追いついてしまったのでした。
サヨナラ負けになってしまったら…と心配してたのですが、何とか同点で抑えてくれてホッとして、再び仕事に戻りました。

延長10回表。イチローのタイムリーで勝ち越し。このときはワンセグの小さな画面を見ながらガッツポーズしてました。あー、大画面で見たかった。

こうなるともう最後まで見たいと思って、リビングで優勝の瞬間まで見届けたのでした。ダルビッシュも今度は3人で抑えてガッツポーズ。ナインも集まってきて、歓喜の瞬間が始まったのでした。

舵取りお見事!原監督、万感3度ロスの舞い
 第2回WBC決勝(日本5対3韓国、23日=日本時間24日、米・ロサンゼルス、ドジャースタジアム)公約を実現した。日本代表の原辰徳監督(50)は初の国際試合の指揮で見事にサムライジャパンをWBC連覇に導き、ロサンゼルスの夜空に3度、舞った。選考で混迷した代表監督の座を引き受け、メンバー編成でも苦しみ、悩みながら、ひたすら前へ。北京五輪でメダルなしの屈辱にまみれた日本を再び世界最強の座に押し上げた。

MVPは前回に引き続き松坂大輔。負けなかった事を考えると妥当だと思いますが、陰のMVPは岩隈ではと思ってしまうのは私だけでは無いはずです。

陰のMVP岩隈、韓国打線を翻弄/WBC
<WBC:日本5-3韓国>◇23日(日本時間24日)◇決勝◇米カリフォルニア州ロサンゼルス、ドジャースタジアム
 決勝戦も岩隈サマサマだった。韓国戦に先発した岩隈久志投手(27=楽天)がプレッシャーをものともせず、97球でWBC史上最長の7回2/3を2失点の好投を見せた。大会最多の20回を投げ、防御率1・35と抜群の安定感。負ければ敗退という土壇場の18日キューバ戦でも6回を無失点の快投で、MVPは松坂に譲ったが、まさに「フォア・ザ・チーム」に徹したMVP級の働きだった。

この活躍を見て、昨年20勝をあげた復活は一過性のものではない事を改めて感じました。
もし彼が北京五輪に出ていたら、違った結果になっていたかも…と思ってしまう位でした。
村田が怪我で離脱してしまったのは残念ですが、ここまで頑張った活躍ぶりは大きいですね。内川がトロフィーに村田のユニフォームをかぶせたことからも感じます。

2009年WBCを振り返る

さて、WBC。
アメリカ、ドミニカ、キューバが敗退したのを見て感じたのは、チームを一つにまとめたところが勝つということでした。韓国は国を挙げてまとめるのは強いし、日本は原監督が選手をうまくまとめていった事が大きい。さらにはコーチ陣とは仲良し集団ではない所も良かったし、選手一人一人もフォー・ザ・チームで臨んでくれた。この結果が順位に反映したのだと思います。
ただ、やはり疑問になるのは今回のトーナメント形式。総当たりではなく、負けたら終わりというトーナメントでもない形式。日本と韓国が5度も当たるというのは普通ならあり得ない展開だと思います。
次回の開催には誰もが納得出来るような形式でやって欲しいと思います。
そして日程。シーズン前のこの時期にやるのが果たして妥当なのかを考える必要もあると思います。大事な時期に怪我をしてしまったら
今回日本が2連覇という結果で終わったWBC。選手たちは帰国したらそれぞれのチームに戻っていかなければならないから、休息は殆ど無いかも知れませんが、まずは一息ついて、しっかりと開幕に臨んで欲しいと思います。

おめでとう、サムライジャパン!

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この記事を書いた人

Minako 'NEPPIE' Seki

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