昨日から佐野元春 & THE COYOTE BANDの全国ツアー「『禅 BEAT 2018』」が始まりました。
そして今夜、東京お台場にあるZepp DiverCity(TOKYO)での2日目を観に行きます!
ライブへの期待感を込めて、最近行ってきた元春とコヨーテバンドのライブをちょっと振り返ってみたいと思います。
「全国ツアー 2018『禅 BEAT 2018』」
今回観に行くのは「禅 BEAT 2018」。
ツアーのコンセプトはこう書かれています。
現在進行形最新モダン・ロック、佐野元春 & ザ・コヨーテ・バンドが叩き出すビートは、いわば「禅ビート」とでもいうべき唯一無二なスタイル。前回のツアーでは全編コヨーテ・バンド曲のみで固め、その音楽的真価を余すところなく発揮した。会場には20代、30代のファンも多く見受けられ、幅広い世代からの支持を受けている。
(中略)
新旧世代ファンに向けて、元春&コヨーテ・バンドの名曲の数々で構成する圧巻のロック・ショー。佐野元春ヒストリーの新しいチャプターはこのツアーから始まる。
このコンセプトに書かれている内容を読み返したのですが、上記で(中略)にした部分に今の元春の姿が現れているような気がしています。
(中略)部分を改めて紹介。
まもなくデビュー40周年。佐野元春ほどのキャリアあるミュージシャンが常にクリエイティブに進化し続けていることは奇跡だ。彼はいつも、すごいことをあっけなくやり遂げてきた。これからもそうだろう。
元春がすごい!と思うのは、守りに入ってないところ。
固定ファンがいるのはもちろん、新しいファンも巻き込んでアグレッシブに活動している元春を見て、刺激を受けている多くの人達がいることがすごいと感じてます。今月から始まるツアーでも「新・佐野元春」が見られることを期待できそうです。
昨年暮れから今年春にかけて観に行ったライブを振り返り
2017年12月19日「Rockin’ Christmas」(恵比寿ガーデンホール)
ここ数年、THE COYOTE BANDとクリスマスライブを繰り広げている佐野元春さん。
今年は恵比寿ガーデンプレイスにある恵比寿ガーデンホールで開催しました。何と2DAYS!
行きたい!と思ってたのですが気付いた時にはチケット売り切れ(ファンクラブ会員なのに先行予約し損ねたorz)で諦めてたのですが、元春ファンの集まるコミュニティ経由でチケットをゲットできて見に行くことが出来ました。
この日はアンコールラストは元春から撮影OK!となりました。
ごきげんなナンバーは「悲しきRADIO」。
iPhone7だとこれが限界だったけど貴重な経験になりました。(アイキャッチにもしました)
ラストの掛け合い、凄かったなー!
セットリスト
有給休暇を取って行ったこの日の日記。
2018年2月3日。「maniju」ツアー初日(日本青年館)
年が開けて2月3日。
元春はコヨーテバンドと共にツアーに入りました。
全国ツアー「Maniju」は初日の日本青年館と最終日の東京ドームシティホールでのライブを観に行きました。
前回の元春とコヨーテバンドのライブは、昨年リリースされたアルバム「maniju」を引っさげてのツアーでした。
本編は最新の「maniju」を含め、すべてコヨーテバンドと作り上げたアルバムからの曲で展開されていて最初は戸惑いもあったけど、かっこいいバンドサウンドにグイグイと引き込まれたのでした。
当日は平日だったので有給休暇を取って、ライブに行きました。
初日公演を見るのは久しぶりで、どんな演奏が聴けるのかと思ったら、本編はコヨーテバンドと作ったアルバムの曲を立て続けに演奏するという展開にビックリでした。本編で元春クラシックが入ってなかったのは久しぶりかも?その分アンコールでは元春クラシックで躍動しました。
コヨーテバンド、結成して13年経ったんですね。ハートランド、ホーボーキングバンドの活動した年月分並んだというのを話した元春の表情が清々しかったです。
久しぶりに会った友達もいて、楽しかった夜になりました。
2018年4月1日。「maniju」ツアー最終日(TOKYO DOME CITY HALL)
ツアー最終日は東京ドームシティ内にある「TOKYO DOME CITY HALL」。
初めての場所で迎えるツアーファイナル。
選曲は本編は初日とほぼ変わらず、コヨーテバンドとの繋がりの深さが力強く感じられたサウンドが聴けました。
その分、アンコールでは、今の元春とコヨーテバンドによる「元春クラシック」が沢山演奏されました。パワフル!
休憩挟んで2時間半以上の公演。
還暦をとうに過ぎている元春のパワフルさにはただただ圧倒されました。
ラストはアンジェリーナ。思い切り踊り、歌いました!
セットリスト。カメラにおさめるのが結構大変でした。枠が長くてw
ツアーを終えて「自由の岸辺」をリリースした深い意味
「maniju」ツアーが終わった後、元春はホーボーキングバンドとのレコーディングアルバム「自由の岸辺」をリリースしました。
元春が作り出した曲のセルフカバーアルバムですが、実際は新曲と思っていいくらい大幅なアレンジになっていて、今の元春の心境が感じさせられるアルバムになっていました。
このサウンドを一緒に作ったのは、共に過ごした時間が長いホーボーキングバンド。
最近のツアーで見せてる「動」な元春とは違う「静」を感じさせましたが、落ち着いた感じではなく、力強い「静」。
このタイミングで(限りなく新曲に近い)セルフカバーを出した意味。
今の元春に持っている「動」と「静」、両方兼ね合わせているという姿を見せているからのような気がしてます。
ホーボーキングバンドとの元春、コヨーテバンドとの元春。
まるで一粒で二度美味しいという感じで佐野元春を楽しむことができるのが嬉しいです。
『禅 BEAT 2018』ではどんな元春を見せてくれるか楽しみ!
そんな感じで今日、「禅ビート」ツアーで元春に会いに行きます。
「新・佐野元春宣言」を宣言してからの元春の活躍が目覚ましいので、今回も期待が高まってます。今日のライブどんな姿を見せてくれるか楽しみです!
ライブレポートは、ツアーが終わってから書きたいと思います(でも下書きはしておかなきゃ)。
ツアーが始まる前の9月22日、中津川で行われたフェスでの元春。
更に引き締まった感じでかっこいい!
最後にツアータイトルになってるナンバー、「禅ビート」を聞いて締めくくりたいと思います。
リンクしているYouTubeの動画は、4月1日のTOKYO DOME CITY HALLのライブ映像です(Thanks Daisy Music)。
佐野元春さんの最近のアルバム