Minako 'NEPPIE' Seki 
ドラゴンズ、連敗脱出の後は、連勝です☆
先週は久しぶりの東京ドーム生観戦もあったのに、ドラゴンズは、甲子園に移動しても金曜日まで引き分けを挟んで5連敗という状態でした。開幕して間もないので仕方ないという感じもしますが、このままずるずる、という訳にはいきません。
しかし土曜日、連敗脱出したのに続き、昨日も連勝して気分良く週末を過ごせました。
＃今日は夜にライブ観にいくこともあって、有休取ってお休みしてます。
土日のヒーローインタビューは、一人は初勝利、もう一人は久しぶりの、そして記録ずくめの勝利をあげた投手でした…。
まず土曜日。
ドラゴンズは1回に打線が爆発。前日までの打線があまりにも湿りがちだったので、入れ替えをしたのが功を奏した結果で1回表だけで一挙6点。先発投手の雄太もタイムリーを打ったのだから、これなら楽に投げられるだろうと思っていたのですが、肝心のピッチングは安定してなくて、1回に2点、2回に1点とタイガース打線に打たれてしまいます。結局3回途中降板し、次に投げたのが、ルーキー田島慎二投手。
開幕2戦目で初登板後、中継ぎで登板する事が増えた田島投手。いいところで投げているので勝利を…と願ってましたが、土曜日に初勝利をプレゼントされ、ホッとした表情が感じ取れました。今から使いまくられているとスタミナが心配な感じもしますが、ぜひ頑張ってほしいです。
ヒーローインタビュー、初々しかったです。岩瀬からプレゼントされたウイニングボールはご両親にプレゼントするそうです。
そして昨日は山本昌投手が8回裏まで0点に抑える見事なピッチング。昨年は怪我で登板機会すら作れず、引退も考えていたのが、現役続行となり、先発ローテを任される状態に調子を持つことが出来ました。
開幕3戦目で先発後、安定したピッチングを披露した山本昌。途中まで岩田との投げあいで0対0と緊迫していたけど、5回表に平田が2ランホームランを打ち、先制点を挙げてくれて、ますます安定したピッチングを見せてました。8回にも和田が犠牲フライで追加点。最後は岩瀬が締めてゲームセットし連勝。
山本昌は2010年9月11日横浜戦以来の白星をゲットしました。
山本昌のこの日の勝利は記録ずくめになりました。
▼４６歳８カ月（４６歳２４８日）の山本昌が１０年９月１１日横浜戦以来の白星を挙げた。４６歳以上の勝利投手は４８、５０年浜崎（阪急）０９年工藤（横浜）に次いで史上３人目。プロ野球の最年長勝利は５０年５月７日浜崎が救援で記録した４８歳４カ月だが、先発勝利としては同じ浜崎が４８年８月１０日南海戦でマークした４６歳２４４日を抜く最年長記録。セ・リーグでは工藤の４６歳１カ月を抜く最年長勝利となり、これで登板、勝利、完投、完封、セーブ、奪三振と、セ・リーグの主要な投手最年長記録は山本昌が独占した。また、山本昌は通算２１１勝目で、杉下の持つ通算勝利の球団記録に並んだ。（日刊スポーツより）
投手最年長記録、通産勝利球団タイ記録とこれだけでもすごいのに、まだまだ更新しそうな勢いを感じられるのが昌さんの一番すごいところです。本人もヒーローインタビューで語ってましたが、年齢に関係なくこれからも投げ続けたいという強い意志を持っている限り、更に進化しそうな予感がします。
ドラゴンズにとっても連勝できたのは良かったです。明日からはナゴヤドームでジャイアンツ戦。ぜひ勝利でリベンジして東京ドームでの悔しさを晴らしてもらいたいです。
田島くん、昌さん、おめでとうございます！
追記：
ドラゴンズ広報ブログのこの日のエントリを読んでいたら、印象的なくだりがあったので、引用します。
伝説 Dragons 中日ドラゴンズ-公式ブログ
「すごい、すごい、すごい、すごい、すごすぎる！」
ゲームセットの瞬間、吉見一起投手がベンチ裏で叫びました。
広報は、ベンチに入らなかった吉見投手と一緒にモニターで観戦。
同じ投手として、山本昌投手の素晴らしい点をひとつ挙げてください、
とお願いすると、
「キャッチボールです。受けてみないと分からないんですけどね」
球の質が独特で、学ぶところは山ほどあるといいます。「投げるたびに記録ですよね。伝説ですよね」
少年のように目を輝かせた吉見投手。
チームメートとしてプレーできる喜び、
そして間近で見てきた復活への道のり。
「すごい！」の連呼は、心の底からの叫びでした。
吉見投手の喜びよう、昌さんに対する尊敬、一緒にプレーできる喜び…このくだりを読むだけで、山本昌の存在の大きさを感じられました。
これからも「伝説」を積み重ね続けていくことでしょう。