こんにちは。
昨夜から台風で風や雨が強く降っていて眠れなかった私です。
今日は午前中、会社から自宅待機を指示されたので、家にいるうちにブログを更新しようと思います。
先日絵本作家、やなせたかしさんが死去されたという訃報が入りました。
やなせたかしの死去を受けて感じた事を書いてみました。
やなせさんといえばやはり「アンパンマン」。他にも「手のひらを太陽に」の作詞家、最近では陸前高田市の「奇跡の一本松」のイラストなど、やなせさんが創りだしたものは数多く、どれも印象深いものばかりです。
私も小さいころ、アンパンマンの本を読んだ記憶はあると思うのですが、実際にアンパンマンの存在を知ったのは短大時代でした。幼児教育専攻の短大に在学し、幼稚園の先生を目指していたので、絵本に触れる機会が増えてきたのがきっかけです。幼稚園の実習や絵本の授業などでアンパンマンを取り上げられたり、子どもとの会話や遊びでアンパンマンが出てきたりという感じでアンパンマンに惹かれていきました。
また、「手のひらを太陽に」。小学生の時に学校でよく歌ってました。
今日の報道ステーションでやなせさん死去を取り上げられていたのですが、その中で「手のひらを太陽に」の歌詞のことも書かれてました。
♪僕らはみんな生きている
生きているから悲しいんだ
元気で楽しい歌と思っていたので、この部分は見落としてました。
楽しいだけでなく、悲しい、辛い、いろいろな思いがこの歌に込められていて、最後に
「みんなみんな生きているんだ 友達なんだ」
というところにつながっているのだと感じました。
ここ数年は体調を崩しがちだったために引退を考えていたそうでしたが、その矢先に起こったのが東日本大震災。
多くの人達が苦しんでるのに、自分は引退してられるかという思いが出てきました。
その震災からまもなくして、ラジオから流れた「アンパンマンのマーチ」を聴いて励まされたという声を多く聞かれるようになったというのを聞いて、ジーンときたのを覚えてます。
YouTubeで「アンパンマンのマーチ」を探したら見つけたのがこれ。
やなせたかしさん自らが歌ってる映像です。爆笑問題の番組で歌っていたのですが、普段聴き慣れている「アンパンマンのマーチ」に込められている歌詞の思いが力強く感じられました。
やなせさんが残した多くのものはずっと私達の心のなかに残ることでしょう。
やなせたかしさんのご冥福をお祈り致します。