CALL FOR PEACE & JUSTICE!
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21世紀が泣いている…
Light
(C)OOPS!
■左腕の喪章
今日はアメリカ東海岸でのテロ事件で気が重いです。さっき、アメリカに留学している友人からメールが届き、今回の事件にものすごいショックを覚えていると書かれていました。
私もものすごくショックです。
こういうテロ行為を許してはいけないと思っています。とはいえ、もし報復する事が起きたとき、更に大変な事が起こるのではないかという不安があります。これ以上何も起こらない事を祈ってます。
夜はスカパーでBWーH戦を見ていたのですが、野球が普通にやれるという事がどんなに幸せかという事を改めて感じてしまいました。
そんななか、同じくスカパーでDーC戦も見ていたのですが、この日先発していたドラゴンズのバンチ投手は、左腕に黒の喪章を付けてマウンドに上がってました。
生まれた国から遠く離れて、異国の地で野球をやっているバンチ投手。
この日、日本に住んでいたアメリカ人達は、おそらく家族や友人の安否が気になって、仕事にならなかったかも知れない。すぐにアメリカに飛んで行きたいけど、この日は殆どの空の便が欠航という事態で行くことも出来ない。そんななかで自分に出来る事といえば、追悼の意を表す事しか出来ない。バンチ投手が左腕に付けていた喪章を見ながら、私はそう思いました。4番打者のゴメス選手も、抑えのギャラード選手もやはり喪章を付けてプレーしていました。
メジャーリーグはしばらく試合中止という事になりそうで、いつ再開出来るのかが心配です。
被害に遭われた方々、そしてその家族の為に祈っていきたいと思います。
一体いつになったら、全世界が平和になるのだろう…。

(2001/09/12)


■ give peace a chance
佐野元春が米国同時多発テロに触発されて製作した新曲が、Moto's Web Serverで9月18日21:00より緊急無料配布を始めた。タイトルは「光 - The Light」。デモバージョンではあるが、事件の夜に書かれた楽曲を次の日にプライベートスタジオでレコーディングし、このMP3ファイルが無料ダウンロードできるという、インターネットの速報性も生かした異例の発表形態だった。元春ファンはもちろん、すべての人たちにこの曲を聴いてもらいたいこの楽曲。ダウンロードは9月30日に終了したが、特設サイト「give peace a chance」は引き続き開設中。佐野自身が綴った「ハートランドからの手紙#133」も必見。英語の訳詞とハートランドからの手紙の英文も掲載されている。また、テロ関連の署名・支援サイトなどのリンクも掲載している。是非チェックして欲しい。
この祈りが届くように…
あの光を消さないように…

(2001/10/02)


■CALL FOR PEACE & JUSTICE!

URGENT! In the aftermath of the ruthless attack on the World Trade Center and Pentagon, we implore the leaders of the United States to ensure that justice be served by protecting the innocent citizens of all nations.

緊急!世界貿易センターとペンタゴンへの非人間的攻撃の余波の中、わたしたちは 合衆国政府首脳陣に嘆願する。すべての国の罪無き市民を守り、正義がなされることを。

We demand that the President maintain the civil liberties of all U.S. residents, protect the human rights of all people at home and abroad, and guarantee that this attempted attack on the principles and freedoms of the United States will not succeed.

大統領に、次のことを要求する。合衆国住民の市民の自由を維持し、国内外の すべての人々の人権を尊重し、合衆国の道義と自由に反する攻撃は起こらないと 約束することを。

We plead for a thorough investigation of the terrorist events before any retaliation.

いかなる報復措置の前に、今回のテロ事件の徹底した捜査が行われることを 嘆願する。

We call for PEACE and JUSTICE, not revenge.

私たちが望むのは、平和と正義だ、復讐ではない。

In Solidarity,
The Undersigned

署名
CALL FOR PEACE & JUSTICE!の署名呼びかけの全文です。
友人からいただいたメールに載っていた署名呼びかけ文を転載しています(転載許可をいただきました。感謝!)。英文の下に日本語訳が載っています。

Special Thanks to D.K.


世界中が悲しみと憤りを覚えた、アメリカでの同時多発テロ事件。今、ニュースではテロ組織と彼らを囲む国への軍事的報復行動が行われようとしている。でも、その選択は本当に正しいだろうか? 軍事的でない解決法はないのだろうか? 軍事による報復は、また新たな命の喪失を生み出すことにもなりかねない。それ以上に、世界中を巻き込むような事件がまた起こってしまうのではないかという危機も感じている。遠く離れた日本で、今自分に出来る事は何かを毎日考えている。
先日、報復活動回避を願う署名運動がある事を友人からのメールで知った。100万人の署名が集まったら、ブッシュ大統領に提出するという。佐野元春の特設サイト「give peace a chance」や、J-WAVEの朝のワイド番組「TOKIO ONE」のサイト、坂本龍一のサイト「sitesakamoto」などでも、この活動サイトにリンクを貼っていた。全編英語だったけど、何とか読み、考えた上で署名した。現時点で約16万人。目標の100万人まではまだまだ遠いけど、もしかしたら大きな動きとなるかも知れない希望を持っていきたい
平和をつくり出す人たちは、さいわいである。
彼らは神の子と呼ばれるであろう。
(マタイによる福音書 5章9節)


(2001/09/23)


10月8日。ついにアメリカ軍とイギリス軍がタリバンに向けての報復行動を開始した。このニュースを私は複雑な思いで見ていた。自分の中で気持ちの整理がついたら、このことについてまた書きたいと思う。

(2001/10/09)


全世界を震撼させた同時多発テロが起こって以来、私がホームページなどで綴ったものである。あの事件から1ヶ月半経ち、生活は一見普通に戻っているように見えるが、事態はさらに悪くなる一方である。タリバンへの報復戦争、炭疽菌、報復テロの恐怖…何が起こっても、誰かが傷つき、悲しい思いをし、誰かが泣いている。21世紀の幕開けにこんなに悲しい事件が起こるとは、誰が予想しただろうか。こんな世の中になってしまった世界を見て、神様は何と思うのだろうか。まさに「21世紀が泣いている」…。

(2001/10/28)

Last Update:2001/10/28
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