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伝道って…
一期一会
(C)(C)OOPS!

 今まで、私は伝道するのは教会にいる一部の人がするものだと思っていたところがある。誰でも伝道することは出来るという事は分かっているつもりだったし、聖歌隊での奉仕もひとつの「伝道」という事も分かっているつもりだったのだけど、自分の口を通して、神様の事を伝えるという事は、とても難しいものだという事を感じて、自分から進んで伝道する事は出来なかったように思える。

 10月13日から14日、秋の修養会に参加してきた。修養会で出されたテーマは「伝道って…」。敢えて「って…」という形で示した事に、何か意味がありそうに思えてならなかった。単なる「伝道」だけでは伝わらない何かが、この「って…」に込められているような気がしてきた。
 1日目の夜に行われたトラフト作り。神様の事を知らない街の人に、神様の事が分かる小さなチラシを配る、という設定があり、トラフトには何を書けばいいのかを青年たちと一緒に考える時間が与えられた。どういう内容にしようかと話し合っていた時、もし自分がこのトラフトをもらった時のことを考えてみた。

 <ある日、私は知らない人からこのトラフトを受け取った。まず表紙を見てみる。これは何だろう?ここに書かれているのはどういう事だろう?…読みはじめてみる。しばらくして、あ、神様の事が書かれているんだと気付く。…また読み直してみる。もっと神様の事を知ってみたい。どうすればいいのかな?裏を見てみる。そこには教会の事が書かれている。なるほど、教会に行けば神様の事が分かるのかな。教会に行ってみようかな。>

 そんなイメージが思い浮かんだ時、トラフトに載せたいことがぼんやりと思い浮かんできた。みんなもいろいろと考えて、一つの物語が浮かび上がった。今回は時間が足りなかったため、アイデアをまとめただけだったけど、いつかトラフトを完成させたいと思った。そして、神様を知らない街の人たちに、このトラフトを通して神様の事を知ってくれたら…と思った。

 「伝道って…」。この言葉に続くものを私なりに考えてみた。考えてみて、思い浮かんだ事はこうだった。

「伝道って、とても難しくてほんの一部の人にしか出来ない、牧師や宣教師にならないと出来ないと思われているかも知れないけど、そんなことないんだよ。どんな人でも、神様の事を伝える事は出来るんだよ」

 誰かに神様の事を伝える事。誰かに神様の事を話す事。それだけで立派な「伝道」なんだという事を気付かされた。神様の事を少しでも知ってもらいたいという思いを持って伝道していけば、きっと誰かに神様の事が伝わるはず。まず自分の出来る事から始めてみよう。自分の出来る範囲で神様のすばらしさを誰かに伝えよう。そう思う事が出来た今回に修養会だった。感謝!

兄弟たちよ。わたしたちのために祈ってほしい。
どうか主の言葉が、あなたがたの所と同じように、ここでも早く広まり、また、あがめられるように。
(テサロニケ人への第二の手紙 3章1節)

(2002/10/26)


2002年10月13〜14日に行われた、教会の青年会一泊修養会に参加しての感想としてこのテキストを書きました。教会内で泊まり、青年たちといろいろと話し合ったり、ご飯を食べたり、公園で体を動かしたり、夜中5時まで卓球に高じたり(!?)と、充実した2日間を過ごしました。普段青年の仲間たちとは毎週会っていても、ゆっくりと話す時間が少なかったので、こういう機会はとても大切なものとなっています。
Last Update:2002/10/27
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