ようこそ、Web Worldへ!今月も私と共にNet Workの世界を楽しみましょう。 毎月、さまざまな「ネットワーク」をテーマに連載したこのコーナーも、今回で最終回となってしまいました。今まで読んで下さった皆様、どうもありがとうございました。はらからの中ではたぶん異色のコーナーだったと思います。それでもこうやって毎月書くことによって、私の中で一つの証となってきた様な気がします。
思い起こせば1年前、私がはらから(注:教会の青年会機関誌)の委員長(=編集長)になった時、はらからのバックナンバーを読んでいると、パートナーの一人が映画のコラムを書いていたり、前年度ではゴスペルソングを紹介していたのを読んで、私も何かテーマを決めて書いてみたいと思ったのが始まりだった。その頃、パソコンを買ったばかりで通信とインターネットを興味を持ち始めてきた。どんなコーナーにしようかなといろいろ考えてみて、最初に思い付いたテーマが「インターネット」だった。「誌上インターネット体験」(あくまでも仮題だけど)みたいな形で、インターネットの繋げ方からネットサーフィンの楽しみ方、お気に入りのホームページの紹介などを書こうとしていた(インターネットの繋げ方などを途中まで実際書きかけていた)。 ところが毎月書いているうちに、インターネットや通信、そしてEメールを通して、今まで気づかなかった新しい形でのネットワークが自分の中で出来ていることに気が付いた。それはパソコンとパソコンを結んだバーチャルな体験だけでなく、日常生活においてもさまざまな形で現れてきたのである。それから、私の書くこのコラムも「インターネット」から「ネットワーク」そのものへと変わってきた。そしてコラムを書くことで、2000年以上前から時や場所を越えて私たちに現れて下さる神様の大きな存在を改めて知っていったような気がする。 さて、最初の回に私はこんなことを書いていたのを覚えているだろうか。 インターネットのコーナーにするのなら、1年後には自分のホームページを持てればいいな…という願いを持っていた。あれから1年、いろんな試行錯誤があったけど、ようやくホームページを持てるようになった。URLは後程書くとして、ホームページ作りを通して得たもの、教訓などを書いてみたい。 私がホームページに実際に着手しはじめたのは昨年暮れだった。とりあえず最初は表紙と以前から書き溜めていた文章をまとめてみた。ホームページを作るためには「HTMLを覚えなければならない。「HTML」とは、インターネット上で表現するために必要な「タグ」を使って書いたファイル形式である。インターネットのページを見たことのある人なら分かるかもしれないが、一見ワープロで書いたようなホームページは、裏では様々なタグによって構成されている。Netscape NavigatorやInternet Explorerなどのブラウザを開き、画面をHTMLソースに切り替えると、
<HTML><HEAD><TITLE></TITLE></HEAD></HTML>
「日本語のインターネットにロックが足りないぜ」
あなたがたのうちに働きかけて、その願いを起こさせ、かつ実現に至らせるのは神であって、 それは神の良しとされるところだからである。 (ピリピ人への手紙 2章13節)