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★☆Chapter7☆★
Chapter7.Partyはまだ終わらない
Switch!
(C)OOPS!

ようこそ、Web Worldへ!今月も私と共にNet Workの世界を楽しみましょう。
毎月、さまざまな「ネットワーク」をテーマに連載したこのコーナーも、今回で最終回となってしまいました。今まで読んで下さった皆様、どうもありがとうございました。はらからの中ではたぶん異色のコーナーだったと思います。それでもこうやって毎月書くことによって、私の中で一つの証となってきた様な気がします。


思い起こせば1年前、私がはらから(注:教会の青年会機関誌)の委員長(=編集長)になった時、はらからのバックナンバーを読んでいると、パートナーの一人が映画のコラムを書いていたり、前年度ではゴスペルソングを紹介していたのを読んで、私も何かテーマを決めて書いてみたいと思ったのが始まりだった。その頃、パソコンを買ったばかりで通信とインターネットを興味を持ち始めてきた。どんなコーナーにしようかなといろいろ考えてみて、最初に思い付いたテーマが「インターネット」だった。「誌上インターネット体験」(あくまでも仮題だけど)みたいな形で、インターネットの繋げ方からネットサーフィンの楽しみ方、お気に入りのホームページの紹介などを書こうとしていた(インターネットの繋げ方などを途中まで実際書きかけていた)。
ところが毎月書いているうちに、インターネットや通信、そしてEメールを通して、今まで気づかなかった新しい形でのネットワークが自分の中で出来ていることに気が付いた。それはパソコンとパソコンを結んだバーチャルな体験だけでなく、日常生活においてもさまざまな形で現れてきたのである。それから、私の書くこのコラムも「インターネット」から「ネットワーク」そのものへと変わってきた。そしてコラムを書くことで、2000年以上前から時や場所を越えて私たちに現れて下さる神様の大きな存在を改めて知っていったような気がする。
さて、最初の回に私はこんなことを書いていたのを覚えているだろうか。
インターネットのコーナーにするのなら、1年後には自分のホームページを持てればいいな…という願いを持っていた。あれから1年、いろんな試行錯誤があったけど、ようやくホームページを持てるようになった。URLは後程書くとして、ホームページ作りを通して得たもの、教訓などを書いてみたい。
私がホームページに実際に着手しはじめたのは昨年暮れだった。とりあえず最初は表紙と以前から書き溜めていた文章をまとめてみた。ホームページを作るためには「HTMLを覚えなければならない。「HTML」とは、インターネット上で表現するために必要な「タグ」を使って書いたファイル形式である。インターネットのページを見たことのある人なら分かるかもしれないが、一見ワープロで書いたようなホームページは、裏では様々なタグによって構成されている。Netscape NavigatorやInternet Explorerなどのブラウザを開き、画面をHTMLソースに切り替えると、

<HTML><HEAD><TITLE></TITLE></HEAD></HTML>
簡単に言えば、パソコンに標準されている「メモ帳」などのアプリケーションを使えば、気軽にホームページが作れるのである。しかし、いちいちタグを打つのは大変だし、タグの意味を覚えるのも大変だろう。私もそうだった。結局タグを覚えなくてもワープロ感覚でホームページが作れる、ホームページ製作ソフトを使って作成した。文章をまとめて、タイトルをつけて、背景や画像をつけて、アドレスも書いて…という作業は、なかなか楽しかった。出来上がったら製作ソフトを使ってブラウザを開いて自分のページがうまく写っているかを試したりもした。
「これで大丈夫!」と決めたら、次はインターネットのプロバイダーへ自分のホームページを送信する作業にかかる。送信には「FTP」という転送ソフトを使う。マニュアルを読んでいざ、取りかかろうとした。が、うまく送れない。ネット上で開こうとすると、何にも写ってない。いろいろと繰り返しているうちに原因が分かってきた。具体的な説明は省略するが、試行錯誤の末、ようやくホームページらしくなってきた。インターネット上で初めて自分のページを見たときは、とても感動した。
とりあえず出来上がったホームページを仲間達に宣伝をした。パソコン通信を通してだったり、とある検索リンクに登録したり、表紙にアクセスカウンター(ページを開く度にカウンタが増えていく)を付けたりして、少しずつアピールしていった。友人や宣伝を見た人からメールが来たり、「ホームページ見たよ」と話してくれたり、開設から2週間経たないうちにカウンタが200越えていたりと、開いてみる度にわくわくしてくる。まだ未完成なので、これからページを増やしていきたいし、ホームページだからこそ出来る事を実践していきたいなと先が楽しみである。

ロックバンド「シーナ&ロケッツ」のギタリストである鮎川誠氏は、自分自身で真剣にインターネットと向き合っているミュージシャンの一人である。今でこそミュージシャンのホームページがあるが、一部を除いては殆どがレコード会社や事務所によって作られたものが多い。その中でSheena&The Rokketsのホームページは、鮎川氏自身によって作成されたものである。彼はインターネットと自分との関係について、自書「DOS/Vブルース」(幻冬舎文庫)の中で様々な形で書かれている。その中の一つに
「日本語のインターネットにロックが足りないぜ」
という一節がある。鮎川氏らしい表現である。彼はその後こう書かれている。
「まだロックの好きなやつがコンピュータと遊んでないからだ。ロック好きなコンピュータ嫌いの人が多いからでもあるだろう。CDが登場した時、ロックファンから拒絶反応が出たように。でも…(中略)…元来ロックは新しいもの好きなのだ。…(中略)…でもそろそろロックの好きなみんなが、自分の好きなロックをインターネットにぶち込む用意をしてもいいころじゃないだろうか。」
私はシーナ&ロケッツの音楽を聴いている方ではないのだが、彼の音楽的センスが、そのままインターネットとの関わり方にもうまく反映されている。あくまでも自然体。普段ギターを弾いている時の感覚でインターネットを向かい合っている。私もこんな風にインターネット、パソコンと自然に向かい合う事が出来たら、もっと楽しくなるんだろうなと思った。
これって神様と自分との関係に近いものを感じてしまうのは私だけだろうか。私が初めて神様に出会った時は、本当に遠い所にいたのが、今では神様がいつも私の隣にいて下さる。インターネットを通して様々な結びつきが生まれてくるように、祈りによって神様と深い関わりが生まれてくる。そしていつまでも変わることのない結びつきを感じていく。
私がこのコラムを書いていくことで得たものはさまざまだが、一番の収穫は自分自身を見つめ直す事が出来たことだと思う。そして自分で考えて書いているつもりが、実は神様によって書かされている事に気づく。毎回長文を書くのは正直言ってかなり大変だったけど、こうして今、まとめることが出来て嬉しい。特に自分のホームページを持てた事で、新たに創作意欲が湧きつつある状態である。とりあえずこのコーナーは終わってしまうが、また新たな形でお目にかかれる日も近いはず、と自分自身で期待をしている。そう、パーティはまだ終わらないのだから……。
今までどうもありがとうございました。機会があったら私のホームページ「Party? Party!」にも遊びに来て下さいね。さて、一段落したら、自分のホームページを更新しようっと。

See you again at Happy Network World. God Bless You!
あなたがたのうちに働きかけて、その願いを起こさせ、かつ実現に至らせるのは神であって、
それは神の良しとされるところだからである。
(ピリピ人への手紙 2章13節)

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