RIVER OF DREAMS
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1995.1.9(MON) (start;19:00,end;21:05) 日本武道館
01.No Man's Land
02.Pressure
03.The Ballad Of Billy The Kid
04.Honesty
05.Angry Young Man
06.Allentown
07.Scenes From An Itarian Restourant
08.My Life
09.I Go To Expriame
10.Movin'out(Anthony's Song)
11.Goodnight Saigon
12.Lullabye
13.The River Of Dreams
14.We Didn't Start The Fire
15.A Hard Days Night
16.It's Still Rock And Roll To Me
17.You May Be Right
(encore)
18.Only A Good Die Young
19.Piano Man
cover
cover

Billy Joel:Piano,Keyboards,Vocals,Guitar
Liverty DeVitto:Drums
Crystal Talifero:Vocals,Percussion,Guitar,Sax
Mark Rivera:Saxes,Vocals,Guitars,Keyboards,Flute
Tommy Byrnes:Guitars,Vocals
David Rosenthal:Keyboards,Piano,Organ,Vocals
T-Bone Wolk:Bass,Accordion,Mandolin,Vocals,Hats
歌っておくれよ、ピアノ・マン

1995年になっての初ライブとなるBilly Joel。
チケットを取った時から本当に楽しみにしていた。「2階北東L列45番」の席はなんとステージ後ろなのだ。初めての彼のライブをこんな所で見る事になろうとは!果たしてステージは見えるのだろうか、と少し不安な気持ちになったが、行ってみると意外に近くて、その場所からは(見にくい角度はあるものの)肉眼でも充分に堪能出来る位置だったので良かった。
どきどきしながら開演を待っていたら、なんとステージ下から楽器がせり上がってきて、バック・メンバーと共にビリーが登場、彼の日本語による「1,2,3,4!(いち、に、さん、しー!)」でライブの開演だ。
オープニングはNo Man's Land。彼自らギターを抱えての熱唱だ。Pressureではいつのまにかステージ後方にせり上がっているシンセサイザーであのイントロを再現。Liverty DeVittoのパワフルなドラムと紅一点Crystal Taliferoのパーカッションが印象的だ。ビリーは観客に「今日は、皆さんに、謝らなければなりません…」と右足の怪我でステージで思い通りに動けない事をまず謝った。でも彼の姿を追ってる限りではそんなに動きが鈍い様に思えなかった。The Ballad Of Billy The Kid、Scenes From An Itarian Restourantをライブバージョンで聴いたのは初めてだった。初期の曲だけど全然色褪せていない。感動的なHonesty、相撲のパフォーマンスから始めたAngry Young Man(コンサートを行っていた日は、ちょうど大相撲の初場所が開催中だった。ビリーのパフォーマンスに観客から「はっけよい!」と声が掛けられた(^^;)、ベートーベンの「第九」を導入したMy Lifeはレコードよりテンポがゆっくり感じられた。お尻でピアノを弾くという乱暴さが逆に楽しかったI Go To Express、機関銃の音がベトナム戦争の事を思い出させ鳥肌がたってしまったGoodnight Saigon、ピアノの弾き語りが気持ちを優しくしてくれたLullabye、パーカッションとコーラスが印象的なThe River Of Dreams、歴史的事実の羅列歌詞を見事歌い切ったWe Didn't Start The Fire、そしてA Hard Days Nightでは、あのビートルズの武道館公演を観てる様で、激しくシャウトするビリーにビートルズの姿をだぶらせてしまったのは私だけではないだろう。
ビリーは真の意味でのエンターティナーだと思う。観客を喜ばせる為には何でもする。レコードでの繊細な部分と、ライブで魅せるパワフルさのバランスがうまく合っているのが彼の魅力だ。アンコールで彼は客席に降り、走りながらアリーナ席の観客に握手していた(羨ましい!)。
そしてラストはやはりPiano Man。ピアノの前に座り、ハーモニカを抱えてあのイントロを奏でて歌う。

歌っておくれよ、ピアノ・マン
今宵 歌っておくれ あの歌を
俺たち全員 歌いたい気分なのさ
ああ なんて素敵な夜だろう

客席全体が、メンバー一人一人の視線がビリーの奏でる指に、歌声に向けられている。決してレコードやビデオでは味わえないアーティストの温もり、空気を共有している事に気づいた時、私は確かに本当の至福を受け取った。この日彼の素晴らしいステージを堪能出来て、今年はきっと素敵な1年になる事を確信した。
ビリー・ジョエルとまた近いうちに会えることを期待しつつ・・・・。

Last Update:1995.5.19「Party? Party!」vol.1
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