佐野元春の心の中には「ウィル」と「ホランド」がいる。 …という噂は、昔からのファンの間で密かに伝わっているらしい。 真偽はともかく、 佐野が書く詩の中でよく「ウィル」や「ホランド」が登場する。 85年にポエトリーディングで発表された曲「リアルな現実、本気の現実」 は、 ウィルの日常を電子音楽をバックに淡々と語るナンバーである。 ホランドも「ハートランドからの手紙」によく登場してくる。 ウィルとホランドが対談することもある。 佐野が作るいろんな楽曲の中に時々ウィルやホランドの姿が隠れている事がある。普段はなかなか見つからない所にいるけど、たまに「みーつけた!」とウィルやホランドの姿が見える事がある。近いうちにリストをあげてみようかな、なんて思ったりして(笑)。ちなみにウィルやホランド以外でも佐野が今まで作り出した曲に名前が出てくるのがいくつかある。「ガラスのジェネレーション」でのプリティ・フラミンゴ、「Heart Beat」では小さなカサノバとナイチンゲール、「麗しのドンナ・アンナ」「Rock and Roll Night」では街に住むブルーバード、「ジュジュ」、「ジャスミン・ガール」など…。探せばまだまだ見つかりそう。 もし見つかったら掲示板かメールで私に教えて下さい、こっそりと(笑)。
(2000.11.23)