佐野元春の「NEW AGE」の中にこんなフレーズがある。
「数え切れない痛みのキス/星屑みたいに降ってくる」
毎日の生活にさまざまな痛みが容赦なく降ってくる。
私達はその痛みに自分なりの方法で対処し、乗り越えていかなければならない。
その痛みに対処出来なくなってしまい、体の中のネジがどっか一つ抜けてしまったかのように、私の中で抑えていたものが流れ出してしまったというのが、あの日の私だったかも知れない。こんなに崩れてしまったのって、たぶん初めてだったと思う。酔った勢いで人前で涙を流してしまうことは今までは殆どなかった。人前で恥ずかしい姿を見せてしまったなぁと後になって思った位
。
ある時期、私はいろいろな悩みを抱えすぎて思い詰めていた部分もあった。でも人前(家族も含む)にはその悩みを出さず、自分だけで解決していこうとしていた。思い切り環境を変えなければならないかなぁと思いつめてしまう。
でも昨日、この姿を見せてしまった事で気分がかなり楽になりました。仲間達の前ではどんな姿でもさらけ出すことが出来るんだと改めて感じました。みんながそこにいてくれてよかった。
私の周りに仲間達が「そこにいてくれる」だけで、私としては嬉しいし、痛みをやわらいでくれています。昨日のオフでその事を痛烈に感じました。みんなからの暖かい言葉が、私がどんなに慰めてくれたか。感謝してもまだ足りない位です。
また痛みのキスが私の元に降ってくると思うし、その痛みに簡単には対処出来ない位、私は本当に弱い者だと思います。だから神様を信じているのだと思うし、そしてみんなからの支えが必要となっているのだと思います。
私がいつも元気でいられるように、心の「支え」となってくれたら嬉しいです。
Thank you for being there...
(1998/12/22 22:29)
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