「グラフィックレコーディング(グラレコ)」をご存知ですか?
30ものイベントが開催されたイベント「サードプレイス・フェス」で、開催報告をブログやSNSに書いたり、YouTubeにアーカイブ動画がアップされたりと様々な形で記錄されました。
その中で目を引くのが、グラフィックレコーダー、略して「グラレコ」。様々なセミナーや会議などで手書きで記録するものです。グラレコを描く人を「グラフィッカー」と呼ぶそうです。
グラフィッカーは黒子のようなものなので注目される事は多くありませんが、「サードプレイス・フェス」でグラレコにスポットライトを当てる企画があったりしたので、グラフィッカーの存在が気になってきました。
先日オンラインで開催されたイベント「カラフルスペース放送局」で一人のグラフィッカーを取り上げまたら、自然とグラフィッカー仲間が集まり、たくさんのグラレコが描かれて、まさにカラフルなスペースになりました。
グラレコ(グラフィックレコーダー)について
まずは「グラフィックレコーディング(グラレコ)」について。
ミーティングや講演の内容を、文字とイラストを使って記録する方法のこと。参加者がリアルタイムで記録を共有できるよう、大きなホワイトボードや模造紙に描かれるスタイルが一般的。セッションが終わったあとも写真を撮って内容を残すことができる。話の内容を俯瞰的、そして直観的にとらえることができ、議論の活発化に繋がるとしてビジネスの場で重宝されている。
グラフィックレコーディングとは・意味
ここ数年前から、講演の記錄を手書きの文字やイラストでされているのを目にするようになりました。それが「グラフィックレコーディング(グラレコ)」であり、グラレコを描いている人が「グラフィックレコーダー」です。更に略称として「グラフィッカー」と呼び方もされています。
サードプレイスフェスでは、グラレコを描いているグラフィッカーにスポットライトを当てるべく、会期中、こんなイベントも開催していました。
多くのグラレコが集まり、フィナーレのイベントでグラレコを紹介された時は大反響されていたそうです。
紹介されたグラレコは近日、サードプレイスラボのブログに追加します!
カラフルスペース放送局
「カラフルスペース放送局」とは、オンラインパーソナリティーのモリモリ先生が、カラフルな方々をゲストにお呼びしてお話を伺うトーク番組です。
「モリモリ先生」とは、オンラインライブパーソナリティである森山正明さんです。
モリモリ先生はいろんな仕事をされている方ですが、昨年からはラジオパーソナリティとしても活動していて、コロナ禍に入った2020年から、オンラインでの放送局として「カラフルスペース放送局」を行っています。
みなさんの好きな色は何色でしょうか。かならず人には好きな色があると思います。いろんな色が豊かにあるからこそ、人生というのは「艶やか」になると私は思います。この言葉、私は好きです。
【カラフル・スペースOnline 番組紹介 私の想い】
そして、「十人十色」この言葉も小学生時代にならって、なんていい言葉なんだろうと思いました。「自分らしくいていいんだ。自分の色を出していこう」と子ども心に思いました。「自分は自分。自分が好きな色これ!自分の人生もこれだ!というものを突き進んでいけばいいんだ!」と強く思いました。(中略)
そして現在半世紀を生きてきて、これからの自分の人生をさらに豊かにするために、多くの方をつなげることができる活動をしています。その中の一つとして、ラジオパーソナリティーを昨年8月から開始。さらに急速なオンライン社会の到来が来て、WEB会議システムを使って、オンラインパーソナリティーとして活動を開始します!ぜひ多くの方が、いろいろな「色」を出している方の話を聴いて、より「自分らしい色」を強めていってほしいと思います。
一人ひとりが持っている「色」を1対1の語りを通して伝えていく番組として始まりました。
様々なジャンルで活躍されている方々がゲストとして呼ばれ、モリモリ先生の話術によって、一人ひとりの色が表現されるのが「カラフルスペース放送局」の特徴といえそうです。
カラフルスペース放送局では、番組の模様をグラレコで紹介している人が多いです。「カラフルスペース放送局」のサイトを観ていただけると、グラレコによる報告が多数アップされていて、番組を聴けなくても雰囲気が伝わるようになっています。
愛があふれるグラレコが魅力的なグラフィッカー石川愛さん
今回、ゲストとして呼ばれた石川愛さんもその一人。
会社員の傍らパラレルキャリアとしてグラフィックレコーディングを開始。
得意な絵を描くスキル×お話を聞く×描いたものでコミュニケーションを活性化させる。合わせ技で可視化してます。
カラフル・スペースは、その力が生かせる場です。
「サードプレイス・フェス」モリモリ先生の「カラフル・スペース」をハック!
会社員勤め(キンコーズ)をしながら、地域貢献に携わったりグラレコを書いたりしています。
愛さんのグラレコを初めて見たのは今年6月だったと思います。
6月2日に開催された「カラフルスペース放送局」でゲストが山田トモミ(トモミン)さんの時にグラレコを描いてました。
その後、オンラインでのイベントにいくつか参加しましたが、愛さんも参加していて、イベントのレポートをグラレコしてました。
9月24日に開催された「サードプレイスラボ」のイベント。
トモミンがゲストの「オンライン時代のイベント運営のコツ」では、2時間近くのイベント内容を見事にまとめてくれました。
私もブログの記事に書きましたが、愛さんのグラレコがあったことで視覚的に広がりました。
先日開催された「サードプレイスフェス」ではこんな企画でキーパーソンになってました。
いつもはモリモリ先生がパーソナリティでリードするのを逆に乗っ取ろうとする図(笑)。
当日はものすごく盛り上がって、大爆笑な夜になりました!(イベントレポートは改めて書きます)
愛さんを応援しようとグラフィッカーが集結!
当日のレポートを書こうと思いましたが、私の拙い文章を書くより、当日集まったグラフィッカーのグラレコを並べて見せた方が分かると思うので、まずはこちらをご覧ください!
いかがでしたか?
文章だけでは分からない雰囲気もものすごく伝わってきて、見ていてワクワクしてきました。愛さんがゲストということで、グラフィッカー仲間たちが集まって、同窓会みたいな感じになりました。
「私だから!」出来るグラレコをやってみたい!
最後に愛さんにとってのグラレコの師匠、本園大介さんのグラレコです。
本園さん(ぞのさん)はグラレコの講座を多く持っていて、愛さんをはじめ多くのグラフィッカーを送り出した方です。
ぞのさんが最後に、グラフィッカーたちに話したのが印象に残りました。
「私なんて…」ではなく、「私だから!」出来るグラレコを目指してほしい
この言葉はグラフィッカーだけでなく、全ての人達に通じるものだと思いました。今月からフリーで活動を始めようとしている私にとっても、深く響きました。
そして、その言葉を聞いたとき、私もグラレコやってみようかなという思いが出はじめてきました。絵心がないとか、字が上手くないとか尻込みしそうな言い訳をしてしまいそうですが、そうではなく、「私だからこそ出来る」グラレコがあるのではという思いが出てきたのです。
グラレコ挑戦は始まったばかりなので、できるところから頑張りたいと思います。
グラレコ挑戦の道は、今後ブログにも書いていきます。お楽しみに!
集合写真は、カラフルスペースの「C」。それぞれの色が感じて素敵な写真になりました。
愛さん、モリモリ先生、ご一緒したみなさま、ありがとうございました!
これからもよろしくお願いいたします。
参加者による記事も愛があふれるものばかり!
今回参加された方から記事がアップされていました。どれも愛があふれている素敵な記事なので、ぜひ読んでみてください。
カラフルスペース放送局についてはこちら!
カラフルスペース放送局はゲストに出る人を募集しているそうです。私ももしかしたら…。
グラフィックレコーディング(グラレコ)に興味があったらこちらをチェック!
グラレコが学べるスクールもありました。ぞのさんが担当しているので、チェックしたいと思います。