昨日の夜。
仕事の後、ジムで体を動かしてから帰宅し、日本代表の試合を見ました。
とはいえ、帰宅途中は電車で移動中だったので、ワンセグで時々チェックし、家に着いた時は後半戦に入っていたので、前半の攻防があまり分からないままでしたが
予想以上の力を発揮して、決勝トーナメント進出を決めた日本代表。しかし、ベスト16となると強豪が揃うから厳しい戦いになると思ってました。パラグアイも強い相手だから、簡単には勝てないだろうと思ってました。
しかし、前半、後半、延長戦と0対0のまま進むとは思ってみませんでした。日本もあと一歩というところが何度も続き、パラグアイにゴールを迫られる所もありました。が、一丸となって守り抜き、決着はPK戦に持ち越されました。
こうなると運まかせ。一対一の真剣勝負。
パラグアイの選手は着実にシュートを決めるのに対し、日本も入れていたのですが、駒野のシュートが外れた事で1本リードされてしまいます。最後、パラグアイの5人目の選手がシュートを決めた時点で試合終了。
日本は惜しくもベスト8に進めませんでした…
川島120分完封もPK止められず/日本
<W杯:パラグアイ0(5PK3)0日本>◇決勝トーナメント1回戦◇29日◇ロフタス・バースフェルド
【プレトリア(南アフリカ)】GK川島永嗣(27=川崎F)が、魂のセーブで120分間をノーゴールに抑え切った。前半20分にパラグアイFWバリオスとの1対1の窮地を、体を投げ出してセーブ、その後も決定的なピンチを好セーブで延長戦までパラグアイにゴールを許さなかった。PK戦では1人も止められずに敗れたが、岡田ジャパンの守護神として最後までゴールを守り抜いた。
駒野号泣PK失敗クロスバーが阻む/日本
<W杯:パラグアイ0(5PK3)0日本>◇決勝トーナメント1回戦◇29日◇ロフタス・バースフェルド
DF駒野友一(28=磐田)が泣いた。松井に肩を抱えられながら、人目をはばからず、2人で号泣した。日本サッカーが初めて経験するW杯でのPK。パラグアイ3人が成功した後、遠藤、長谷部に次いで3人目のキッカーとして、相手GKと対峙(たいじ)した。ボールをペナルティースポットに置いて、ゆっくりと、助走を取った。力強く蹴ったボールは勢いよくゴールに向かった。だが、「ジャブラニ」は無情にもクロスバーをたたき、得点にはいたらなかった。
最後の最後で負けてしまった。でも、日本代表よくやったと思います。今日TBSで特番をやっていたので途中から見ていたのですが、W杯前の評判から思えば、これだけ力が出せたのは、自分たちのサッカーをやっていこうという選手たちの高い意識があったからではないかと思います。今回の試合も出場している選手たちがどう動くかを考えながらプレーしているため、引き締まった試合になっていました。とはいえ、ゴール近くまでもっていきながら点が入らなかったのは、まだ力不足という所だと思いますが。
そして、岡田監督が開催前のインタビューでの「ベスト4を目指す」という発言。始め聴いた時は「大丈夫なの?」と思ってしまいそうでしたが、今思えば「ベスト4」という高い目標を掲げたことで、チームとしての意識も高められたような気がしています。監督は試合後のインタビューでは「もう1試合させてやりたかった。無念というか寂しい」と残念そうに語ってましたが、世界の強さを体感したことは大きいと思います。
今季限りで代表監督を退任する方向ということでちょっと残念ですが、今はお疲れ様でしたと伝えたいです。
岡田監督「もう1試合…無念…寂しい」
W杯南アフリカ大会で8強入りを逃した日本代表の岡田武史監督は決勝トーナメント1回戦のパラグアイ戦から一夜明けた30日、プレトリアのチーム宿舎前で帰国前に報道陣の取材に応じ「もう1試合させてやりたかった。無念というか寂しい」と語った。
岡田監督はやや疲れた表情で、代表監督続投について「ないでしょう」とあらためて今大会限りで退任する考えを示した。「サッカーのことは当分考えたくない。代表監督は割に合わない仕事」と言い切った。
4年後に向けての課題を問われると「それは技術委員長に聞いてほしい。そこまで、日本のサッカーを背負い切れない」と話し、今やりたいことを聞かれると「家に帰りたい」と笑った。
ホテルの従業員の合唱で見送られ、バスに乗り込む選手たちには大会を去る寂しさがにじみ出ていた。一体感が売りの代表だっただけに、闘莉王(名古屋)は「もう1試合戦いたかった。また、このような代表ができるか分からない。だからこそ、すごく悲しい」と語った。
選手たちも今回の経験を糧に、今後のサッカーでのプレイに大きな影響を与えたと思うし、何よりも4年後のブラジル大会に向けて、何をすればいいかという課題を得たと思います。選手たちはそれぞれの場所(チーム)に戻りますが、これからの活躍を見守って行きたいと思います。
キャプテン長谷部選手はインタビューの中で「Jリーグにも足を運んで欲しい」と語ってました(中西哲生さんもTwitterでJリーグに注目して欲しいと書いてました)。
W杯での日本代表に注目するだけでなく、これをきっかけに日本のサッカーも見て欲しいというメッセージと受け止めました。野球のWBCでもそうですが、日本代表を注目するだけでなく、彼らを送り出したチーム、リーグを応援していく事も大切だという事を感じました。これからはJリーグにも注目してみたいと思います。
また選手たちを支える多くの人たちの支えもありました。今朝「朝ズバッ」を見ていたら、長友選手のお母様やお姉様(美人!)、遠藤選手のお父様などが電話で登場し、いろんな事を語ってくれました。選手たちが広いピッチでプレー出来るのも、家族の支えあっての事なんだなぁと感じました。
ちなみに、お世話になっている友人のスポーツトレーナーさんが、日本代表の裏話という事で興味深い事を書いてます。良かったら読んで見て下さい。
→食事の大切さ~日本代表ウラ話~|プロトレーナー集団のブログ
さて日本代表はピッチを後にしても、W杯はまだまだ続きます。日本国内のフィーバーは収まるにしても、試合はこれからますます熱くなることでしょう。いったいどのチームが優勝するのか。これからも注目したいです。
最後に、日本代表の皆様。
お疲れ様でした。そして、ありがとうございました!
…でも、やっぱり悔しいなぁ。