【スポーツ】東京マラソン

ブログには久しぶりにアップします。最近バタバタしていて、更新が出来ずに申し訳ありません。

昨日、東京で行われた「東京マラソン」。
リアルタイムで見られなかったのですが、ニュースで見たスタート時の映像はキレイでした。
男女3万6449人が東京の街を走ったのだから…。

で、びっくりしたのは結果でした。
世界選手権の選考も兼ねていた男子では、優勝はエチオピアのハイル・メコネン選手。そして日本人トップでゴールしたのは、市民ランナーとして走っていた埼玉県職員の川内優輝選手が3位に入りました。タイムは2時間8分37秒で、「2時間9分29秒以内で日本選手トップ」の基準を越える快挙を果たした川内選手は、世界選手権出場に内定。
実業団にとってはショック&刺激を与える結果、市民ランナーにとっては励みになった結果になりました。

ちなみに7時のNHKニュースでは川内選手の紹介で「川内さん」と一般市民として紹介いました。仕事の合間に走っているという感じに見えたし、記者会見では「埼玉県職員の川内優輝です」と公務員らしい自己紹介してました。出勤前や週末に公園などで練習したり、職場に向かう時に走るという限られた時間での練習をしているようですが、限られた時間だからこそ、力を発揮出来たのではとも思えました。
昨年も東京マラソンに出場していて4位という好成績を出していたし、学習院大では学連選抜として箱根駅伝に出場していた経験もあるのだから実績はあるし、実業団からの誘いもあったそうですが、「地域の為に働きたい」という意向で県職員になって、フルタイムで働きながら走り続けてます。
「お金をもらって陸上をやるのではなく、基本的には払ってやっている。好きでなければ出来ない」と話す川内選手。この一言は大きい。マラソンで強くなるには何が必要かを物語っているように感じます。

この快挙で「時の人」になったけど、勤務を続けながら世界選手権を目指すそうです。大変だと思いますが、ぜひ頑張って欲しいですね。

東京マラソン、川内が3位…世界選手権代表に
東京マラソン2011(27日・東京都庁~東京ビッグサイト=読売新聞社共催)――男子は、ハイル・メコネン(エチオピア)が2時間7分34秒で優勝した。
市民ランナーの川内優輝(埼玉陸協)が2時間8分37秒で日本人トップの3位に入り、今夏の世界選手権大邱(テグ)大会の代表に内定した。(記録は速報値)

世界選手権は有給休暇で…川内選手は公務員
「死ぬ気で走った」市民ランナー、陸上界に一石
努力で世界へ切符 東京マラソン3位の県職員川内さん
公務員ランナー川内、世界切符!/マラソン
東京マラソン:埼玉県職員が快挙 川内、世界選手権へ

スーツにリュックサックで出勤というのがトレードマーク、格好いいですね。

それにしても、この人もすごい。

猫ひろしカンボジア籍で五輪?/マラソン
 お笑い芸人の猫ひろし(33)が、東京マラソン4度目の挑戦で、自己ベストの2時間37分43秒という好記録でゴールした。本格的にマラソンを練習している猫の今回の目標は2時間40分台だったが「今年は一般参加で、目立たず走れた。いつもはテレビのカメラがついてきたり、沿道の方に見つかるとすぐギャグをして時間をロスするので」と好記録の要因を上げた。
(中略)
 目標はズバリ、ロンドン五輪出場。昨年、カンボジアのオリンピック委員会が主催したアンコールワット国際トライアスロン大会で総合6位、日本人1位となった。猫は「カンボジアの協会から一緒に練習しようという手紙をもらいました。本当ですよ。僕はカンボジアに国籍を移してでもロンドンを目指したいと思っています」と真剣に話していた。

写真を見るとあまり目立たない感じだったけど、それだけ真剣に走っているという事なんですね。
やるからには本気で目指して欲しいと思います。

この記事を書いた人

Minako 'NEPPIE' Seki

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