昨日のプロ野球は話題が多かった一日でした。
一番話題になるのは、やはりこの男。
斎藤佑樹投手でしょう。
1回表に井口にホームランを打たれてしまい、調子がいいとは言えなかったかも知れませんが、その裏にホフパワーが逆転満塁ホームランを打って斎藤を援護。5回4失点(自責点1)の成績だったけど、周りに助けられてプロ初先発初勝利を勝ち取ることができました。
やっぱり、斎藤佑樹は「持ってる男」ですね。
ヒーローインタビューではこう語ってました。
「待ち遠しく、長く感じましたが、勝ててホッとしています。早く認められるよう頑張りたいと思っていた。この1勝で仲間入り出来たかなと勝手に思っています」
ただ、
「今日はふがいない内容だったが、また(お立ち台に)来られるように頑張ります」
とも語ってるように、課題も出てきたのも事実でしょう。
「持ってる」力を活かして初勝利を上げた斎藤。次の登板が楽しみになってきました。
日本ハム:斎藤、「持っている」体現…プロ初登板・初勝利
日本ハム・斎藤は確かに「持っている」。初登板で「夢」だったという、プロ1勝とヒーローインタビューを同時に達成したうえ、今季の新人投手では最初の勝利投手という栄誉も得た。斎藤は「巡り合わせだと思う。今日の勝利はラッキー」と素直に喜んだ。
もう一人。
早大時代、斎藤とチームメイトだったカープ福井投手もこの日初登板。
ジャイアンツ打線相手に堂々としたピッチングを魅せてくれて、初勝利をあげました。
この日はご両親も球場に来たそうで、最高の親孝行をしてくれました。「両親に……ありがとうと伝えたい」と言葉を詰まらせる場面も。
「2人で(一緒に)初勝利しよう」と斎藤と一緒に初勝利を上げる事が出来たことを素直に喜んでたのも良かったですね。勝利と共に不思議な縁が繋がってる福井も「持ってる男」だと感じました。
広島:福井、臆せず快投…白星デビュー
この男も「持っていた」。早大出身で広島のドラフト1位新人右腕、福井が日本ハム・斎藤から約40分遅れて勝利を手にした。今季の新人最速初勝利は譲り、「試合開始が早かったとこが斎藤の方が持っているかな」と苦笑い。だが、右打者に対する外角直球に伸びがあり巨人の3、4番を無安打に抑えるなど堂々の投球だった。
斎藤と福井。二人の今後が楽しみになってきた昨日のカードでした。