【雑感】乙武洋匡さんレストラン入店拒否の件から「バリアフリー」を改めて考えてみる

おはようございます。
ブログを更新するのが久しぶりになってしまいました。マメに更新していきたいと思ってるのですが…。
これからは時間を作って更新していきたいと思ってます。

先日、乙武洋匡さんがレストランに入店拒否されたという件についてTwitterでいろいろと意見やツイートが展開されてました。その件について、個人的に思う所があるので、書いていきたいと思います。

だいじょうぶ3組

事のはじめは乙武さんのTwitterでの発言でした。

この後のツイートでもその時の様子を書いていましたが、それを受けて多くの人達から賛否両論の意見やリプライなど、反響が大きく出ました。
「お店の名前を出すのはどうか?」については、「ひどく悲しい、人としての尊厳を傷つけられるような思いをする車いすユーザーがひとりでも減るように。」という理由から書いたそうです。

これを受けて、「TRATTORIA GANZO」の高田晋一店長から乙武さんへツイッターで返信してきました。

加えて、スタッフの数が少なく、立て込んでいた為に対応しきれなかったとのこと。
このようなやりとりで最終的には乙武さんも納得し、和解したそうです。

後日、高田店長からホームページで経緯について改めて書かれていました。
乙武様のご来店お断りについて。

これを読んで、私自身、うーんと思った所がありました。
忙しくて対応しきれなかった件、車椅子の方にやさしくないつくりになってる件などは致し方ない面もあるのですが。

「偉そうかも知れませんがお客様は皆様お客様です」

この部分に「?」と思ってしまいました。
「お客様は皆様お客様です」であるなら、心の余裕を普段から持っていればと思ってしまいます。

一方の乙武さんにも落ち度があった部分はあったと思います。予約の電話は入れたけど、「車椅子ですが大丈夫ですか」と一言話しておけば、違った対応になっていたと思います。

そして、この件に対して多くのツイートが寄せられている件についてもいろいろと思う所がありました。
「障がい者である乙武さんは悪くない。店が悪い」という風潮が多く寄せられてますが、今の日本でのバリアフリーの現状がここからも垣間見える感じがしてきています。海外ではバリアフリーが進んでいるという事を書いてる人もいましたが、どこまでバリアフリーが進んでいるかが私自身が理解出来てない所もあります。

今回の問題は

ということを一人一人が考えてほしいという事を表しているのではないかと思います。

また、乙武さんの行動を批判していた一人が、実際にお店を訪れて店主に話を伺った事をブログに書いてました。
乙武氏ツイートの銀座の店に行き、店主に取材しました

この記事にも思う所があるけど、一つ感じた事があるとしたら、

どちらが強者でどちらが弱者とか、
そういう考え方は捨てて、互いが協力し合う。

これに尽きるのではないでしょうか。

バリアフリーという言葉が言われて久しいですが、まだまだインフラが整ってない所も多いのが現実。
真の意味で「バリアフリー」になるには、一人一人が気を遣う事が大切だと改めて感じました。

自分を愛する力 (講談社現代新書)

この記事を書いた人

Minako 'NEPPIE' Seki

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