2004年7月10日 オールスターゲーム第1戦@夏っちゃん

2004年7月10日、プロ野球オールスターゲーム第1戦(ナゴヤドーム)が開催されました。
TV感染しましたが、なかなか見応えある試合でした。

試合結果と雑感

全パ勝つ、MVPに松坂

2004年プロ野球サンヨーオールスターゲーム第1戦、全セントラル?全パシフィックは10日、ナゴヤドームで行われ、全パが6対3で全セを下した。通算成績は全パの72勝61敗8分け。最優秀選手には松坂(西武)が選ばれた。

古田ら選手会の手首にミサンガ

労働組合・日本プロ野球選手会は10日、臨時大会を開いた。記者会見に臨んだ古田選手会長、立浪副会長の手首には12球団の球団カラーを織り込んだミサンガが巻かれていた。  ミサンガは南米産の手首飾り。お守りとして用いられ、日本ではJリーグの選手が試合に巻いて臨み流行した。  選手会では「ファンも選手もプロ野球界の一員」とのメッセージを込めて、臨時大会後のオールスター戦でも全選手が手首に巻いてプレーした。

今日のオールスターゲーム。 選手の手首に付けられていたミサンガの思いを考えながら、今日の雑感を書いてみました…。

プロ野球全体が激動のさなかに行われたオールスターゲーム。父親の影響で10数年来のプロ野球ファンである私は、オールスターゲームを毎年楽しみにしていました。各球団から集まった選手たちが、技を競い合って戦う姿。普段リーグが分かれていてペナントレース中は見られない対決にワクワクさせられました。

思い出のオールスター

一度、生でオールスターゲームを観戦したことがあります。1996年。東京ドームで行われた試合では、イチロー(現マリナーズ)選手が守るライト側の席で、彼のプレイにはビックリさせられたのを覚えてます。

9回にはそのイチローが仰木マジック(当時ブルーウェーブの監督だった仰木彬氏。今年野球殿堂入りし、表彰されました)により何と、高校野球時代以来ピッチャーとしてマウンドに立つというサービスで周りのファンは驚きと喝采が溢れました。
しかし、野村克也ヤクルト監督がその采配に怒り、代打に高津臣吾投手(現ホワイトソックス)を立たせた為に、松井秀喜選手(現ヤンキース)との究極(!?)の夢対決は実現出来なかった事を翌日に知ったのですが。

応援も各球団のファンが仲良く応援していて、楽しかった思い出でした。

「実力のパ」から感じたこと

「人気のセ、実力のパ」と言われていた位、パ・リーグの選手の意気込みはすごかったのですが、ここ数年は、パの実力選手がセ・リーグのチームに移籍した事もあって、セリーグの方が勝っていました。

しかし、今日の試合は、「実力のパ」の印象を強く感じました。そして、試合自体がホームランが多く出ていたけど、両リーグとも今まで以上に真剣勝負で臨んでいて(ベンチは和やかでしたが)、最後まで楽しめた試合だった印象を受けました。(個人的には、ドラゴンズの選手たちが地元ナゴヤドームで活躍したのが嬉しかったのですが)

2004年のプロ野球は70年目を迎えて、激動のさなかにいます。
オールスターゲームが来年以降どうなるか、今は分かりませんが、今日の試合を見て、選手はファンに、野球少年たちに確実に夢を与えてくれたと思います。選手の手首に付けていたミサンガには、すべての選手や多くのファンの願いが込められているのを感じました。

明日は長野オリンピックスタジアムで第2戦が行われます。
選手たちが真剣に野球をする中で、ファンである私たちに興奮と感動が生まれる事を願ってます。

どんな試合になるか、楽しみです。

この記事を書いた人

Minako 'NEPPIE' Seki

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