Introduction -何故今、カントリーロックなのか-
1998年9月25日金曜日。
この日、東京・渋谷にあるライブハウス「Club Quattlo」に於いて、「カントリーロックの逆襲」なるイベントが開催される。小さなライブハウスでの行われるこのイベント、実は今の音楽業界を揺るがしてしまいそうな(!?)、大きなものとなるかも知れない。
参加ミュージシャンがすごい。セッションミュージシャン集団「The Last Show」と、佐野元春のバンドである「The Hobo King Band」が中心となって行われるが、そこに多くのゲストが入り、セッションが繰り広げられるであろう。例えば佐野元春、細野晴臣、鈴木祥子、かまやつひろし、ル・クプルなどなど。いつもは様々なジャンルで活動しているミュージシャンが「カントリーロック」というキーワードをもって集まろうとしている。私は「カントリーロック」というキーワードに興味を持ち始めた。
何故今、「カントリーロック」なのか。
このキーワードを知りたい為に、私は友人に頼んでチケットを確保した。
私もこのジャンルの音楽は結構聴いている。EAGLES、Neel Young、Jackson BrowneなどはFavorite Musicianでもある。 でも今まで「カントリーロック」というジャンルを分からないまま、聴き続けていたような気もする。
「カントリーロックの逆襲」、このイベントから一体何が始まるのか、そして今の音楽界に何か新しい道を示してくれるのか、少しずつ探って行きたいと思う。
Country-Rockin' Trust Live Report
(C)Minako 'NEPPIE' Seki [Party? Party!]