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Napoleon Fish Tour
Set List
01 新しい航海
02 ナポレオンフィッシュと泳ぐ日
03 シティチャイルド
04 Wild Hearts
05 君を探している
06 Rock & Roll Night
07 ふたりの理由
08 Shame
09 愛することってむずかしい
10 ボリビアー野性的で冴えてる連中
11 愛のシステム
12 おれは最低
13 月と専制君主
14 雨の日のバタフライ
15 雪ーあぁ世界は美しい
16 Strange Days
17 約束の橋
18 ブルーの見解
19 99 Blues
20 Complication Shakedown
21 Individualists
22 陽気にいこうぜ〜R&Rメドレー
(Encore1)
23 彼女はデリケート
24 アンジェリーナ
(Encore2)
25 ジュジュ
26 Happy Man
27 Someday
Live Report
念願叶ってナマで見に行くことが出来た最初の元春のライブ。
雲行きの怪しかった開始直前、遠くから稲妻が鳴った。と思ったら、鳩が放たれてライブが始まった。天候が呼んだ最高の演出。私が一気に元春マジックにかかった瞬間だった。斬新なハートランドサウンド、今まで以上にメッセージ色が強い佐野のシャウト、いろんな形で「自由!」と叫んでいた。当時の佐野の攻撃的な姿勢が見られたライブだった。 西本明がいないハートランド。ファンだった私にはちょっと淋しかったけど、佐野が「明くん、戻りたかったらいつでも戻っていいんだよ」と呼びかけてくれたのを聞いた時、ハートランドのメンバーの絆を感じた。
何かが彼を動かした
開演直前の、まるで演出されたかの様な雷と同時に始まったこのライブ。
野外という解放感の中に、ものすごい緊張感が核として成り立っていた。
その頃、社会的問題(天安門事件、社会主義崩壊etc.)が世間を揺るがしていた為か、
元春の歌い方、メッセージ性が今以上に強かった様に感じた。
「Rock and Roll Night」で元春がアコギを抱え、サビをハミングで歌っていたのが印象に残った。
ロックンロールと声高に叫ぶことが、今の彼には興奮を与えないのだろう。
全く僕も同じだ。・・・・佐野元春の、ほんのささいなこうしたセンチメイトが、
アーティスト性の高いミュージシャンとして、彼を信頼することを可能にさせる。
(『シンプ・ジャーナル』1989年11月号より ライター:長谷川博一)
緊張感の高さと楽しさが共有できて、すっかり元春ライブの虜になった一夜だった。

96/09/01

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